「OTO TO TABI Presentsしゃけ音楽会2023」開催レポート

「毎年戻ってきたくなる」ようなイベントを目指した初夏のイベント「しゃけ音楽会2023」が6月17日（土）18日（日）の2日間、札幌芸術の森野外ステージで開催されました。

今年の開催は昨年の初開催に続き2回目。主催はただの音楽好きが集まり、2011年からフェスを開いてきた「OTO TO TABI」。アルキタはサポーターとして、印刷協力のほか、会場の飲食ブースに間伐材で作った環境に優しい割り箸を提供、来場客に電池式防災ラジオを配布しました。

札幌を拠点に活動するTHA BLUE HERB、阿寒湖出身の新人バンド・タデクイといった地元のアーティストに加え、ドミコ、家主といった国内の注目アーティスト、さらに台湾のバンドManic Sheepや七尾旅人、蓮沼執太フィルなど豪華アーティスト12組が出演しました。

好天に恵まれた1日目。オープニングはタブラ奏者とラッパー2人によるユニット、U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSが登場。ゆるやかなMCの元、スチャダラパーの名曲をカバーした「サマージャム'95（Cover）」で会場は一気にヒートアップ。夜には札幌を拠点に1997年から活動するヒップホップグループTHA BLUE HERBが登場し「未来は俺等の手の中」といった名曲を繰り広げ、観客を感動の渦に巻き込みました。

熱いステージの一方で、北海道らしくのんびりと過ごせる会場も特徴の一つ。来場客は芝生の上で寝転がりながら音楽を聴いたり、飲食店の出店ブースでカレーやコーヒーを味わったりと、思い思いの時間を楽しんでいました。