Chapter.26 爪の「美」と「健康」をサポート!ネイルアーティスト

ネイルアーティスト

ネイルアーティストのシゴトって?

洋服みたいに「オシャレに着替えて」、肌みたいに「健康」でいたいもの…それがネイル! ネイルアーティストとは、指先と女心をキラキラ輝かせる、爪のドクター兼デザイナーなのです!

「キレイになりたい!」と自分を磨く女性達から、アツイ視線を浴びているネイルアート。「より女らしい」「ワンランク上」の美しさを追求する女性の間では、ヘアスタイルと同じくらい大切なオシャレポイントになっています。洋服やアクセサリーとも手軽にコーディネートできるので、ファッション業界からの注目も急上昇。本場アメリカでは男性やキッズ専用サロンも多く日常的なネイルアートですが、日本ではここ10〜15年ほどで浸透した、まだ成長中の業界。プロを目指す人も顧客数も増え続けていて、将来性は十分です。芸術的なセンスが求められるシゴトですが、爪という小さなパレットに繊細なデザインを施すのは、職人気質がモノを言う専門技術。まずは専門学校などで、爪のケア方法、道具の使い方といった基本から学ぶことが大切です。

収入・待遇

企業により異なりますが、アシスタント時代は14〜18万円が相場。年齢を重ねても新人なら大差はないので、修業時間を早く終わらせ、腕を上げるのが収入アップの近道。大手サロンでは、アシスタントからステップアップするごとに昇給も。独立すれば高収入も目指せます。

勤務時間

サロン勤務なら10〜19時、11〜20時など営業時間に準じます。休みは週休2日制、あるいは4週6休制などサロンにより異なりますが、平日に交替で休んで、週末はフル出勤が中心となるでしょう。アシスタントやその指導係の人は、閉店後に練習をすることも多いようです。

ネイルアーティストになるには

ネイルアーティストになるまでの流れ

こんなにある!ネイルアーティストの現場

Scene.1 ネイルサロン

複数のネイルアーティストが共に働き、顧客の要望も多彩なため、技術やセンスを磨くのに最適。サロン内の勉強会や試験制度が整っている場合も多く、アシスタント→ネイルアーティスト→チーフといったステップアップも目指せる。

知っておきたい! ネイルアーティストの基本STEP

STEP 1「ケア」 爪の形を整える、甘皮の処理など爪を健康に保つケアと、トラブルで弱った爪を修復するネイルリペア。これらがすべての基本。

STEP 2「スカルプチュア」 アクリル樹脂で作る、長さ自在の造形爪。本物の爪に専用の素材を塗り、硬化させて形を美しく整える、繊細な技術が必要。

STEP 3「ネイルアート」 絵の具や装飾部品を駆使し、多彩なネイルアートを製作。デザイナーとしてのセンスも必要。

Scene.2 美容室・エステサロン

美容室、エステサロン、ヒーリングサロンなどに併設のネイルコーナーで働く。トータル的な「美」や「癒し」を求める顧客へのより丁寧な接客サービスが求められる。ブライダル専門、洋服とのコーディネートなど個性を打ち出すサロンも増えている。

Scene.3 独立

自宅で開業する人、店舗を持たずに出張ネイルやイベント、講師などで活躍する人も。東京で一流になればタレントや女優から指名を受けるチャンスも。へアメイクやファッションなどのスキルを併せて磨き、シゴトの幅を広げることもできる。

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就職&将来性

  • ネイルアーティストを目指す人の年代はバラバラ。あるスクールには、10代の高校生から40代の主婦までが通う。学生や会社員は夜スクールへ通い、「卒業と同時に就職」を望む人も多い。
  • ネイルアーティストの需要は高まっており、スクールには各サロンから求人が寄せられている。即戦力としての技術を習得していれば、就職に困るケースは現在のところ少ない。
  • 「簡単なものなら自分でできる」という人も多いネイルアート。プロとして活躍するには、お客が納得する技術と発想力を磨き続ける努力が必要だ。「デザインで名を挙げる」「洋服屋と併設で独立開業」など、自分ならではの方向性を見出し、実現させるのも努力次第では夢じゃない。

どんな人が向いてる?

  • 人と話すのが好きな人。お客がサロンに滞在するのは1〜3時間ほど。退屈させないよう会話で楽しませたり、リラックスさせられるのも大切なシゴトだ。
  • シゴトの大半はサロンで座って行う。凝った装飾では、爪に色を塗る順序や材料の量にも神経を遣うので、大雑把な人、同じ場所でじっとしていられない人には辛いかも。
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知っててトクする? 豆知識

“進化”に食らい付け!

ネイルアートは日々進化している。10本違う柄や3D(立体的な装飾)は当たり前。ケーキや果物型のパーツもあり、まさにポップアートな世界。少しくらい派手でもネイルなら…という人も多く、洋服以上にデザインの幅があるといってもいい。

資格はどの程度必要?

日本ネイリスト協会の3級は基本的なネイルケアを、2級ではサロンワークで通用するネイルアートまでを審査。実力社会とはいえ、資格を目指す人が多いので、2級は取っておきたい。また、独立するなら最低1年はサロンワークを経験するのがオススメだ。

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アルキタ・オシゴト辞典