Chapter.30 足裏からアナタを癒します!リフレクソロジスト

リフレクソロジスト

リフレクソロジストのシゴトって?

シゴトやストレスで毎日クタクタ…そんな「癒されたい」心と体を足裏から揉みほぐす! リフレクソロジストとは、足裏反射区の専門家であり、安らぎの時間を提供するセラピストなのです。

街で「リフレクソロジー」の看板を見たことのある人、または実際に受けたことのある人も多いでしょう。リフレクソロジーとは、直訳するとリフレックス(反射)+オロジー(学問)=反射学という意味。人間の足裏には、体の器官や臓器につながる“反射区”というゾーンがあり、そのゾーンを指で刺激することで疲れを改善し、リラクゼーションに導くヒーリング技術のひとつです。これは1996年に日本リフレクソロジー協会が西洋式の技術を日本人に合わせて開発した「英国式リフレクソロジー」が元祖で、その後ブームとなって広く知られるようになりました。リフレクソロジストは国家資格ではありませんが、人の心身を癒すスキルを習得するため、専門のスクールで学ぶのが第一。現在日本で活躍するプロの約9割が、同協会が運営するスクールの卒業生です。

収入・待遇

現場により異なりますが、日本リフレクソロジー協会の直営サロンでは「セラピストの社会的地位確立」を目指し、社員は月給23万円〜、アルバイトは時給1100円〜に設定。アルバイトでも一定の時間勤務で社会保険、厚生年金に加入できます。

勤務時間

サロンでは営業時間内での8時間勤務が基本です。社員になると人材育成や店舗管理を任されるようになりますが、「家事や子育てとの両立」などライフスタイルに合わせてアルバイトを希望する人も多く、フルタイムかパートタイム勤務を選ぶことができます。

リフレクソロジストになるには

リフレクソロジストになるまでの流れ

こんなにある!リフレクソロジストの現場

Scene.1 リフレクソロジーサロン

複数のプロが共に働き、「肩こり」「冷え性」などさまざまな客の訴えに対応するため、技術を磨くのに最適。ショッピング街やオフィス街では、限られた時間内で施術に訪れる客も多く、案内やカウンセリングにも的確さ、素早さが求められる。

Scene.2 エステサロン・ヒーリングサロン

リフレクソロジーは新陳代謝を促進し美肌や痩身にも効果が期待できるため、メニューに取り入れるエステサロンも。アロマ、パワーストーンなど多彩な「癒し」を用いたヒーリングサロンでもリフレクソロジーを行う場合が多い。

Scene.3 医療・福祉機関

欧米では代替医療として医療現場で取り入れられているリフレクソロジー。日本でも徐々にその認知度が高まり、産婦人科、歯科、ホスピス、老人保健施設などで医師の指導の元に活躍するリフレクソロジストが増えている。

Scene.4 独立開業

大規模な施設・設備がなくとも施術が可能なため、経験を積んで独立する人も少なくない。温泉施設や美容室などの一角を借りる委託開業、ポータブルベッドやチェアを持っての出張開業、自宅の一室をサロンに改装する人も。

Scene.5 その他

首都圏では、マンションの住居者専用サロンや、社員向けのメンタルケアに取り入れる企業も。「人の手」を使うため欧米ではコミュニケーション力の向上や心のケアを目的とした療法にも用いられており、現場は多方面に広がっている。

リフレクソロジスト

就職&将来性

  • スクールに通う人は10代から70代までと幅広く、20代から40代は「手に職をつけたい」「待遇と将来性を考えて」という転職組が大半。通信制から半年間の通学まで受講スタイルも多彩だ。
  • スクールで学んだ後は直営サロンに就職する人がほとんど。業界全体の求人は増えており、現在のところ受け皿は十分にある。また、「ボディ・リフレクソロジー」「ハワイアンロミロミ」など複数の技術を習得し、トータル的な癒しを提供できるセラピストとしてステップアップを目指す人も多い。
  • 出産や育児を経て復職する人も多く、人生経験が強味となるシゴトだ。また現在は全体の1〜2割程度だが、男性も増えている。

どんな人が向いてる?

  • セラピストの「優しさ」「穏やかさ」はもちろん、人の痛みを受け止め元気を与える「芯の強さ」が大切。“一見癒し系、実はツワモノ”くらいがイイかも。
  • 体調管理をしっかりできる人。施術後にお客様へ「健康のアドバイス」をするため、自分が体調を崩していては説得力が半減! 清潔感を保つ肌や歯の手入れも大切だ。
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知っててトクする? 豆知識

気持ち良すぎて…

施術中に眠る客は多く、時には男性客の「いびき」がサロン中に響き渡ることも…。スタッフ曰く「そんな時は『喉は苦しくないですか?』と水を差し上げたり、首の向きを変えて頂いたり、さりげなく起こします」。さすがプロ!

働くほど健康になる!?

自分も肩こりや腰痛になるのでは?と思いきや、独自の呼吸法や体重移動法で施術をするので、無用な体力は使わないのだとか。むしろ「スタッフ同士で練習するので疲れも溜まらず、働いてから健康になった」という現場の声が多い。

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アルキタ・オシゴト辞典