Chapter.32 画面の中に夢の世界を創る!ゲームクリエーター

ゲームクリエーター

ゲームクリエーターのシゴトって?

ある時はファンタジーの国の住人! ある時は射撃の名手!
そんなドキドキ、ワクワクの世界を創り出し、コントローラーを握るあなたを多彩な世界へ導く、それがゲームクリエーターなのです!

「ゲームを一度もやったことがない」という人はほとんどいないと思います。1日中遊んでも飽きない、勉強やシゴトの息抜き程度…など熱中度は人それぞれですが、手軽にさまざまな世界が体感できるゲームは、現代の国民的エンターテインメントと言っても良いでしょう。ゲーム業界で働きたい!と考える人も多いと思いますが、ゲームづくりはゼロから新しい面白さを創造するクリエーティブなシゴトであると同時に、それを多くの人が受け入れられるようにソフト化する、緻密な作業の連続でもあります。楽しい業界へのあこがれだけでなく、ものづくりへの熱心さや堅実さが現場では求められるでしょう。また、プランニング、デザインなど持ち場によって必要なスキルが大きく異なるので、早い段階で自分の得意分野を見つけることが大切です。

収入・待遇

10名程度の小企業から数百名を抱える大企業まで、収入は規模によりさまざま。比較的大きな企業であれば、新卒の初任給が18〜20万円、小規模な会社なら12〜14万円程度が相場です。プロジェクトの責任者やフリーランスで活躍するなどして、高収入を得る人もいます。

勤務時間

会社勤務なら1日8時間、週休2日あるいは4週6休制が中心ですが、残業が日常化している業界でもあり、納期前は夜中までシゴトにかかることも珍しくありません。定時は9時から17時までの会社もあれば、11時出社またはフレックス制を導入している会社もあります。

ゲームクリエーターになるには

ゲームクリエーターになるまでの流れ

こんなにある!ゲームクリエーターのシゴト

Scene.1 プランニング

「ユーザーが求めるもの」を市場調査し、新しいゲームを創出するのがプランナー。アイデアを伝える企画書、「この場面でキャラがこう動く」などの制作指示を記した仕様書を書くスキルが重要となる。デザイナーやプログラマーと組んでシゴトをするため、幅広い知識が必要。

Scene.2 グラフィックデザイン

ゲーム全体のイメージを大きく左右する、キャラクターや背景などのCGをデザイン。手描きを基礎とするデッサン力、3DCGの制作技術のほか、デジタル空間にリアリティを持たせるための空間把握能力、ライティングの知識も大切。

Scene.3 サウンドクリエート

臨場感あふれるサウンドでプレイヤーをゲームに引き込む、ゲーム専門の作曲家。作曲や演奏のセンス、スキルはもちろん、ゲーム専用の音楽制作ソフトを使いこなす技術が必要。

Scene.4 プログラム

デザイナーによるCG、サウンドクリエーターによるBGMやSEなどをプログラムに実装し、プレイヤーが操作しやすいゲームに仕上げていく。使われるハードウェア(ゲーム機器)に応じた多彩なプログラム言語を習得すると強味に。

Scene.5 その他

プロジェクトの立ち上げや資金調達などを担うプロデューサー、ゲームづくりの全工程の現場監督を務めるディレクター、スクール講師などのほか、経験を積んでフリーランスのプランナーやデザイナーとして活躍する人も。

ゲームクリエーター

就職&将来性

  • ゲーム業界では常に新しい人材が求められている。専門学校などで技術を磨き、質の高い作品づくりができれば就職のチャンスは少なくない。業界とのパイプが太い学校にはインターンシップの情報が寄せられるので、積極的に活用して企業へアピールすることが大切だ。また、ゲーム会社では自社のHPに求人情報を出している場合も多いので、マメにチェックを。
  • 操作が簡単なライトユーザー向けのものからマニア向けの高度なものまで、ゲーム業界は裾野を広げて発展を続けている。日本にとどまらず、「世界へ向けて新しいエンターテインメントを発信しよう」という探究心とチャレンジ精神の持ち主が、次世代のゲーム業界を担っていくだろう。

どんな人が向いてる?

  • 1つのゲームが誕生するまでには、目安として10〜100人規模の人が、半年から数年間かけてチームでシゴトをする。ゲームだけでなく人と関わるのが好きなことも大切だ。
  • 「家でヨガ」「バーチャルで犬を飼う」など“ああしたい”“こうしたら楽しそう”は発明の素。日ごろから「これをゲームにできないか?」と研究心を持つ人が未来のヒットメーカーだ。
ゲームクリエーター

知っててトクする? 豆知識

北海道にチャンスあり!

メーカーの本社や多くのゲーム制作会社がひしめく東京はチャンスの宝庫。が、北海道にも数十社の制作会社があり、人気ゲームの実作業を札幌で行っている…というケースも少なくない。気になる会社の事業内容をよく調べてみよう。

チェックの達人!?

ゲームのテスト版を実際にプレイして不具合をチェックする人をデバッガーと言う。これには熟練のワザも重要で、「83回目でだけ」「ルートを逆送した時だけ」バグが出る…なんてことをピンポイントで発見するツワモノも。

▲このページの先頭へ

アルキタ・オシゴト辞典