「私ねぇ、奥様同士で優雅にお喋りしたりとか、そうゆうのきっと向いてないんですよ」
―そうなんですか?
「ええ。きっと毎日だと、参っちゃいますね」
―ではもし、専業主婦を続けていたら…
「じゃあ、そうですね。きっと小綺麗なカッコして」
―えっ!?
「髪なんかクルクル巻いちゃって」
―ええっ!?
「家だってピッカピカ。埃ひとつ落ちてない感じ。もう、ピッカピカです」
―急にノリノリ!?
「もう、きっとママたちの集まりとかでも上手く立ち回って。サークルとかも入っちゃう感じで」
―向いてないって言ってたのに…
「フリフリの服着て料理教室とかに通ったり…あくまでイメージですよ」
―ええ(笑)
「そうゆうの、憧れますね」
―じゃあ今頃はきっと…
「ちょっとした可愛いマダムってコトで」


