2017/07/17[mon] update

国際リゾート地「後志(しりべし)」で働く、暮らす

北海道の南西部に位置し、小樽やニセコといった有名な観光地を含む20市町村で構成される後志(しりべし)。管轄する後志総合振興局では、働く人が冬のスキーシーズンだけではなく、一年を通してこの地域に残ってもらえるよう、無料職業紹介サービスをスタート。北海道に14ある振興局の中でこういったサービスを始めたのは後志総合振興局のみで、今年で3年目を迎える。今年の春から専任スタッフとして担当することになった佐藤さんに、この取り組みに対する思いを聞いた。

冬だけでなく、夏の魅力も知ってほしいから、
一年通して働ける環境づくりを進めています。

北海道 後志総合振興局 産業振興部 商工労働観光課
主査/佐藤雅代さん
東京の外資系IT企業でマーケティングを担当していたが、今年の春から北海道にUターン転職し、しりべし「まち・ひと・しごと」マッチングプラン無料職業紹介所の専任スタッフとして後志総合振興局に配属。札幌出身。
年々増え続ける観光客に対し、人材確保が大きな課題に。
冬のニセコには、毎年世界中から観光客が訪れ、その数は年々増え続けています。今後も新しいリゾートホテルの建設予定もあり、さらにその数は増えていくと思われます。こうしたことから冬の人材確保もさらに厳しい状況になっていくことが予想されますが、じつはニセコやその周辺の地域では、夏の人材確保にも頭を悩ませているのが現状です。
羊蹄山の周りに広がる大地では、じゃがいもやアスパラなど、さまざまな野菜や果物を作っている農家でのお仕事があり、温泉施設もたくさんあります。海に面した島牧・寿都・積丹半島では海産物を扱うお仕事、余市や仁木のワイナリー、歴史のある街、小樽の観光施設や飲食店、さまざまなお仕事がありますが、どこも充分な人手があるとは言えません。
そこで私たちは、冬期間、ニセコエリア、キロロ、ルスツなど管内のリゾート施設で働いている方々に、夏も後志に残ってもらえるよう、夏のお仕事のご紹介や、住居や通勤手段の確保など、さまざまな相談に乗らせていただいています。

「仕事」と「住むところ」をセットで紹介できるのが強み。
取り組みのひとつとして、なるべくニーズにあった住居をご紹介できるよう、夏は使用していないスキーリゾートの従業員寮を使わせていただいたり、雇用主側に住居の確保をお願いしたりしています。しかしまだ充分な数が確保できているとは言えず、今後はさらに雇用主側にお願いを続けたり、また、お仕事される方が直接交渉して確保できるようなケースも多々あるので、そういったことを含め、さまざまなアドバイスをしていけたらと思います。
もちろん正社員を含めた通年を通してのお仕事もご紹介できますし、移住の相談にも乗れますので、少しでもこちらで働くことに興味がある方は、些細なことでも気軽に相談していただきたいですね。お電話はもちろんメールでのご相談も受けておりますし、2018年2月には、比羅夫(ひらふ)でお仕事紹介のフェアも予定しています。今すぐこちらで働く予定がなくても、まずは後志のことを多くの人に知ってもらえたら嬉しいです。

お問い合わせ先

北海道 後志総合振興局 産業振興部 商工労働観光課
しりべし「まち・ひと・しごと」マッチングプラン無料職業紹介所
TEL.0136-23-1362
受付/8:45〜17:30(土・日・祝日および12/29〜1/3はお休み)
shiribeshi.ciltmatching@pref.hokkaido.lg.jp
http://www.shiribeshi.pref.hokkaido.lg.jp/ss/srk/matching/j_top.html