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2017年1月9日 公開

AIR-G'エフエム北海道 パーソナリティー  DJ龍太さん

食わず嫌いはやめよう。
いろんなバイトにチャレンジして、うんと遊んでほしいなって思う。

AIR-G'エフエム北海道 パーソナリティー  DJ龍太さん
ラジオ番組での熱く腹を割った本音トークで、10代を中心とするリスナーから圧倒的な支持を得ているDJ龍太さん。いじめや自殺の防止にも熱心に取り組み、パワフルで型破りなアニキとして慕われる龍太さんのアルバイト経験は?

今も反省を続ける「サボリでクビ」の経験

DJとしては異色の経歴を持つ龍太さん。高校卒業後には工事現場で施工管理を務め、その後、出版社の営業に転職。途中、歌手になるためのオーディションにも挑戦しつつトラック運転手として全国を駆け巡った経験もあって、AIR-G’に所属したきっかけといえば、運転手時代に掛け持ちでクラブMC兼DJのアルバイトをしており、そこでAIR-G’のスタッフにスカウトされたため、というからユニークだ。
いきなりラジオで番組を持つことに不安はなかったのか尋ねると「しゃべるのは好きだったし楽しかったから。自信とか不安とかは考えなかった気がするなぁ」という返事が、楽しそうな笑い声と一緒に返ってきた。
龍太さんの持ち味は「タブーを恐れない」こと。例えば「今から死のうと思う」というリスナーからのメッセージも臆せずに読み上げ、番組時間すべてを使って生き抜くように呼びかけて、自殺を思いとどまらせた経験も一度きりではない。そんな龍太さん最初のアルバイトは10代半ば、千歳の建設作業現場だそう。知り合いに誘われて、壁に使うコンクリートをひたすら運び続ける仕事で「いやー、キツかった。メチャクチャキツイ。働くってこんなに大変なんだと正直ショックでしたね。ただ、周りの大人の人たちがすごく優しくて、昼飯おごってくれたんです。それがものすごく旨かったなぁ!」
一日体を酷使して手にした5,000円。だが、特にありがたみを自覚することもなく、ゲームセンターで豪快に散財してしまったそうで「何も考えてなかったんだなぁ。子どもだったよね」と、龍太さんは苦笑いとともに振り返った。
程なくして龍太さんはお姉さんの紹介で、ファミリーレストランでのアルバイトをスタート。ところが勤務態度の悪さから一週間でクビになってしまったそうだ。
「今にして思うと何やってんだって自分に腹が立ちますよね。ちゃんと行けばよかった。しかも姉貴にゴメンも言わなかったんだよなぁ。姉貴も自分には何も言わなかったけど、どんな思いだったのか…」

丸ごと受け止めてくれた大人との貴重な出会い

猛反省した龍太さんは心を入れ替え、次のラーメン屋のアルバイトでは一切サボることも手抜きをすることもなく一生懸命に働いた。その甲斐もあって良い信頼関係が築け、今でもその店に食事に行くことがあるそうだ。
「良い人たちなんですよ。『この子はまだ高校生だから』っていう目で見守ってくれて、調子に乗ってイキがってた俺らを丸ごとあったかく受け入れてくれてたんです。友達が来ても『あんたたちお金ないんだからご飯食べて行きなさい』ってラーメン出してくれたり。生意気言ったりもしたのに、子どもだって理解して、許してくれてたんだよなぁ。今でも『元気か』って連絡をくれる。そういう存在って本当に有り難いですよね」
仕事を通じて大変だった思い出を尋ねると「特にないですね。どんなことでもあまり大変とは思わない性格なのかも。仕事はつまらなくて当たり前。どう楽しく出来るかが勝負でしょう」と答えてくれた。

遊んだ経験を通じて痛みが分かる大人に!

高校卒業後は冒頭に記した通りの道のりでDJとなった龍太さん。「自分自身で見て感じたこと、体験して感じたことしかしゃべれないタチで、アルバイトの経験も、バイト代で友達とさんざん遊んだ経験も、すべてが役に立っています」とキッパリ。遊びの中で時には友人とぶつかり、ケンカなどで痛い思いをしたこともあるというが、それらを通じて善悪の判断や人の痛みを知ってきたと、龍太さんは話す。
「食わず嫌いはよくないよね。想像だけで仕事を選ばず、若いころはどんなバイトでもチャンスがあればどんどんトライしてみてほしい。実際はどんな仕事なのか、そこに行ったらどんな先輩がいるか、現場に行かないと分からないことだらけだから。そこで出会った先輩の影響で人生が変わるかもしれないしね。それとね、若いうちにうんと遊んでほしいって思う。罪を犯してしまう人って、ちゃんと遊んで来なかったから、やっちゃいけないことが分からなくて、子どもの時のノリのまま人を傷つけちゃうんだと思うから」
思いがけず進んだラジオDJの道で、すでに15年のキャリアを積んだ龍太さん。以前は〝カッコいいDJ〟であることを目指していたと言うが、40歳を目前にしたころから「カッコ悪くてもいい。それよりも誰かを笑顔に出来るDJでありたい」と思うようになったそう。人と同じことだけをして安心するよりは、誰もやったことのない新しいチャレンジを続け、自分を待ってくれているリスナーの気持ちに応えて行きたいと、熱く語る。
「思ったことを100%伝えるのは何年やっても難しく、帰りの車や地下鉄の中では毎日反省の連続。落ち込んでばかりです」と本音を明かしてくれた龍太さん。そしてぐっと身を乗り出すと、「それでも昨日より今日、今日よりは明日と少しずつでも前に進んでいって、いつか誰にもマネできない自分だけの世界を切り開けたらと思うんです」と力強く話してくれた。

★DJ龍太さんの思い出バイト★

ラーメン店
仕事の後、50円でご飯を食べさせてもらえるのがうれしかった! 友達3人と一緒に働き、楽しい思い出いっぱいのアルバイトでした。
クラブMC兼DJ
中学生でバンドを組むほど音楽好きだったこと、友達に「しゃべって盛り上げてくれればいいから!」と頼まれたことからスタート。
ファミリーレストラン
姉が店長代理のような責任のある立場だったコネで勤めさせてもらったのに…。サボってばかりですぐにクビに。今でも反省しています。

<プロフィール>
DJ龍太 (りゅうた)

1975年札幌市出身。2002年よりAIR-G'(FM北海道)でラジオDJ、「AIR-G'自転車部」として活躍する傍ら、NPO法人「Save the life movement」代表としていじめや自殺の防止にも積極的に取り組む。

<インフォメーション>

●出演番組オンエア情報
AIR-G' 80.4
◎「GTR」
月〜木曜日 20:00〜21:45
air-g.co.jp/gtr/
◎「龍・W・F」
日曜日 24:00〜25:00
air-g.co.jp/rwf/

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