MOVIEコラム　学生生活が過ぎる前に、私は映画館に行く　scene67

2022年12月22日公開

映画大好き！な現役学生がみんなに見て欲しい作品をご紹介する「アルキタムービーコラム」。ご紹介するのは『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』『かがみの孤城』『ファミリア』『そして僕は途方に暮れる』の4作品。

●コラム担当学生スタッフ
札幌市立大学
デザイン学部デザイン学科2年生
刀根りなさん

映画館で観るために誕生した作品『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』

世界歴代興行収入No.1『アバター』の巨匠J.キャメロン監督が、「観る」の先にある“超現実”映像体験へとあなたを誘う。神秘の星パンドラの一員となり、平和に暮らしていたジェイクとその家族は、人類の再びの侵攻を逃れて“海の部族”の元へ身を寄せることに。
現実の光景が色褪せてしまうほどの「リアル感」に圧倒される。私たちの脳内では追いつけなくなるほどの映像美。本当にアバターの世界に入ってしまったかと勘違いするほどの没入感。もはや映画の次元を超越した“究極”の体験をもたらす革命的超大作！

『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』

公開劇場：札幌シネマフロンティア、ユナイテッド・シネマ札幌〈IMAX〉〈4DX〉
公開日：2022年12月16日（金）〜　絶賛公開中
監督：ジェームズ・キャメロン『アバター』
出演：サム・ワーシントン『ハクソー・リッジ』、ゾーイ・サルダナ『アダム＆アダム』
(c) 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
公式サイト：https://www.20thcenturystudios.jp/movies/avatar2

願いが叶う、鏡の世界『かがみの孤城』

部屋に閉じこもっている中学生のこころは、ある日突然鏡の中へ引き込まれた。そこはおとぎ話に出てくるようなお城の中だった！「オオカミさま」と名乗る少女は、この城にはどんな願いも叶う部屋が存在すると言う。こころは同じく城へ来た6人の中学生と共に、その部屋の鍵を探し始めることとなる。
全員心に闇を抱えていながらも、少しずつ打ち解け合いみんなで支え合っている様子にグッときた。芦田愛菜さんの声とオオカミさまの相性がとても良い！いくつも散りばめられている伏線にも注目。

『かがみの孤城』

公開劇場：札幌シネマフロンティア、ユナイテッド・シネマ札幌
公開日：2022年12月23日（金）〜
監督：原恵一『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ！オトナ帝国の逆襲』
出演：當真あみ『いつも難しそうな本ばかり読んでいる日高君』、北村匠海『東京リベンジャーズ』
(c) 2022「かがみの孤城」製作委員会
公式サイト：https://movies.shochiku.co.jp/kagaminokojo/

国籍・文化・境遇、現実から目を逸らさずに『ファミリア』

山里で暮らす陶器職人・神谷誠治のもとに、海外に赴任中の息子・学が婚約者のナディアを連れてやって来る。学は陶器職人を継ぎたいが、誠治は反対する。一方、隣町の団地に住む在日ブラジル人の青年マルコスは、半グレ集団に追われていたところを誠治たちに助けられ、焼き物に興味を持つ。そんな中、アルジェリアに戻った学とナディアを悲劇が…。
この世界のどこかには登場人物と同じ境遇の方がいる。その現実から目を逸らさず、自分たちの平穏な日常に感謝したい、と思う。

公開劇場：札幌シネマフロンティア、サツゲキ
公開日：2023年1月6日（金）〜
監督：成島出『いのちの停車場』
出演：役所広司『すばらしき世界』、吉沢亮『ブラックナイトパレード』他
(c) 2022「ファミリア」製作委員会
公式サイト：https://familiar-movie.jp

逃げて、逃げて、逃げまくる『そして僕は途方に暮れる』

同棲する恋人との口論の末、家を飛び出した菅原。その後、幼馴染である親友やバイト先の先輩、馬が合わない姉、着信拒否を続けていた母の元を転々とするが、決まりが悪くなるとすぐに出て行き逃避劇を繰り返す。そんな時、家族から逃げて行った父親と再会し、2人で暮らし始めることとなった。
藤ヶ谷太輔さんの新たな一面を見ることができた一作。そこまでして逃げたいのか！と頭に来るほどの菅原のみっともなさがとても痛々しい。映画を話題にした会話も印象的。ラストシーンがとても心に残った。苫小牧ロケ作品。

公開劇場：札幌シネマフロンティア、ユナイテッド・シネマ札幌、サツゲキ
公開日：2023年1月13日（金）〜
監督：三浦大輔『娼年』
出演：藤ヶ谷太輔『MARS ただ、君を愛してる』、前田敦子『もっと超越した所へ。』、中尾明慶『ウェディング・ハイ』
(c) 2022映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会
公式サイト：https://happinet-phantom.com/soshiboku/

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