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2019年12月23日 公開

北海学園大学 マチブラ部コラム その二十四、札幌市電の沿線を歩く、その二

北海学園大学の地理学系サークル「マチブラ部」。主に札幌市内をブラブラ、歴史や景色、美味しいモノなど、そのエリアの魅力を紹介中。
今回の活動エリアは「札幌市電の沿線を歩く、その二」です!
北海学園大学マチブラ部
twitter:@hgu_machibura
●今回の紹介担当
文・写真:嶋中俊哉(3年)
福原蓮都(1年)
皆さんこんにちは!北海学園大学マチブラ部です。前回に引き続き市電の沿線をぐるっと一周!市電編の第2回目です。今回は中央図書館前から中島公園周辺までを歩きました。今回の記事は前半を3年の嶋中、後半を1年の福原が担当します。

スタートは電車事業所にて市電の見学から!市電が1908年(明治42年)に石材を運ぶために、馬鉄による輸送から始まったことは「札幌市電の沿線を歩く、その一」でお話した通りです。
1911年(明治45年)には旅客の輸送が行われ、1971年(昭和46年)の札幌冬季オリンピックを契機に気候などの影響を受けることがない地下鉄に人気をとられるも、昨年2018年(平成30年)には「路面電車事業開業100周年」を迎え、現在では旅客34両、ササラ電車5両、合わせて39両を所有しています。

駅員の方に説明をしてもらいながら、倉庫見学をさせていただきました。今時期大活躍中のササラ電車がこちら!
竹製のブラシを回転させながら走行し排雪を行うことで、冬季でも市電が運行できるようになっています。冬の間、札幌市民の足を支えてくれているのですね!実際にマチブラ当日も運行していました。この北海道限定のササラ電車を間近で見る機会はここでしかないかもしれません!

案内をしてくださった駅員の方に「市電の線路を使った古い電柱がある」というお話を聞き、実際に行ってみました。
この電柱は市電「東屯田通駅」と「幌南小学校前駅」の間にあり、電柱にはうっすらとCANBURIA STEEL(?)と書かれています!調べてみると1852年〜1923年にあったカンブリアスチールというアメリカの製鉄会社であることが分かりました!現在はオランダのグループに吸収されたようですね…。
こういった貴重な情報を聞くことができる電車事業所見学は、平日は11時と13時、土日祝は11時、12時、13時、14時と時間が決まっています。人数によっては予約が必要なため要確認です。

続いてここからは、1年の福原蓮都が紹介を担当します。
電車事業所見学を終えた私たちは、市電の石山通停留所から3分ほどにある「Salvador Coffee」というカフェに行きました。優しい照明の店内は広すぎず、ジャズが流れており、「落ち着く空間の条件」を完全に満たしている素敵な場所でした!ひと息つきたいときにはぴったりです。
ミシンの台をテーブルにしているのが素敵でした。
クラフト紙のメニューにはエルセドロやエルサルバドルSUGなど聞いたことのない種類のコーヒー名が書かれていて、自分好みのコーヒーが見つけられそうです。トーストやケーキといった軽食やココアなどもあります!私は、クリスマスブレンドの浅煎りとチーズトーストを頼みました。
クリスマスブレンドは、軽い口当たりでほんのり甘く「コーヒーは苦いもの」という私の概念が変わりました。チーズトーストは、酸味とコクのあるとろけたチーズとフルーティーなオリーブオイルの相乗効果で絶品でした…!
カフェで英気を養った後は、東屯田通や行啓通停留所を通って、中島公園にある赤い五芒星(ごぼうせい)が目印の豊平館へ行きました。
豊平館は明治12年(1879年)〜明治14年(1881年)に建てられた西洋風ホテルです。明治政府が建てた唯一の洋造ホテルであり、明治天皇行幸の際の行在所になったり、大正天皇、昭和天皇が皇太子時代に行啓なさったり、と、札幌グランドホテルと同じくらい皇室と縁のある建物です。現在は講演会や結婚式などの会場というホテル的側面を残しつつ、歴史を残す資料館となっています。中は、明治時代を感じる階段や赤を中心としたカーテンやカーペットなど、当時の欧化政策が感じられました。
各部屋の天井中心に彫られている花が一つひとつ違う、意匠を凝らした造りになっています。
貴族気分を味わいたい、北海道の歴史を知りたいという方に豊平館はおすすめですね。

最後まで読んでいただきありがとうございます!お楽しみいただけたでしょうか?今回は電車事業所から中島公園周辺まで歩きました。これから寒さが本格的となり、冷たい風とアイスバーンがひどくなってくるので、通勤通学に、ぜひ市電を利用してみてはいかがでしょうか?

市電編は次回がラストです。どうぞお楽しみに♪