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アルキタ・オシゴト辞典 Chapter.6 この人がいて、「本」がある!雑誌・書籍編集者

雑誌・書籍編集者のシゴトって?

書店に並ぶ雑誌や小説、マンガの数々。それらすべてに「編集者」あり。特に名前も出てないし、作家とは違う人?…そう、目立たないけど編集者がいて、本があるのです!
編集者とは、雑誌や書籍の企画、誌面制作、印刷に至るまでの進行管理を担う専門職。会社の規模や本の内容によって業務内容は大きく異なり、例えば小さな出版社の月刊誌編集者なら、毎月の企画立案から制作スタッフへの発注、時に自ら取材に出かけ、校正や印刷会社とのスケジュール調整まで行うことも珍しくありません。参考書や文芸書などを制作する大手出版社の場合は、情報収集や校正など業務が細分化していることも。いずれにせよ「こんな本が作りたい」と明確なイメージを持ち、執筆者(ライター)やカメラマンなど各スタッフの司令塔として写真や記事を集めてページを作り上げ、一冊の本が刷り上がるまで責任を持つのが編集者の使命。表に名前が出ることは少ない陰の存在ですが、編集者の活躍なくして本は生まれません。
収入・待遇
大手出版社は就職に大卒以上の学歴を要することが多く、競争率も高いですが、正社員になれば安定収入が見込めます。小さな出版社ほど学歴より経験が評価されますが、収入は多くを期待できないのが現状。「好きなシゴトだから」と割り切って働く人もいます。

勤務時間
参考書や文芸書など比較的長いスパンで制作する本、毎月締め切りのある月刊誌など、手がける内容によって違いはありますが、常に時間と闘いながら掲載内容の検討や取材、度重なる校正を行うのが編集者のシゴト。締め切り前には残業や休日出勤も珍しくありません。

雑誌・書籍編集者になるには

  • 学ぶ
    高校
    短大・マスコミ系専門学校
    大学

  • 就職
    出版社
    編集プロダクション
    など

  • 雑誌・書籍編集者
    特別な資格は不要。でも企画・取材・文章表現・デザイン・印刷などに関する知識やセンスを磨くための修業時代が必須。

就職&将来性

新卒採用を行うのは主に大手出版社。中小の出版社や月刊誌編集部などは経験者を中途採用するケースが多いが、情熱のある未経験者が採用されることも珍しくない。人気職種のため少人数の採用枠に応募者が殺到することも多いが、人員の入れ替わりも早いため、頻繁に求人誌をチェックするなど情報収集に励むと○。

ライター、校正技術者などの養成講座でスキルを磨いて、目指す会社へアピールするのも手。が、資格より実力の世界ということは忘れずに。

価値ある情報や専門知識をカタチにして読者に伝える編集者は、社会的に意義があり、物作りの喜びも得られるシゴト。自分の成長と共に手がける本の内容も変えていける、長期的な展望が持てるのも魅力だ。

どんな人が向いてる?

「予算なくて」「時間なくて」と外注スタッフに頭を下げてシゴトを頼むことも多い編集者。それゆえ「あの人の発注なら受ける」と言われるような信頼関係を築けることが大切。

興味のなかった分野を担当しても好奇心を持って探求できる人。シゴトで日曜に演劇を見ることになった場合でも「休日出勤か…」ではなく「見聞を広げるチャンス!」と意欲を持てる人。
東京と北海道の違いって?
北海道(主に札幌)にも魅力的な雑誌や、編集プロダクションが多数ある。が、もしキミがマンガや小説などあこがれの作家とシゴトがしたい、時代を動かすベストセラーを編集者として生み出したいと考えるなら、舞台は大手出版社の多い東京が中心だ。
恐怖のお正月・お盆進行
月刊誌・週刊誌の編集者にとってユウウツなのが、お正月やお盆などの連休。印刷会社の休みに合わせて締め切りを早めるため、いつも以上に忙しい。GWと聞いてもちっともうれしくないらしいが、「宿命」とあきらめるしかないとか…。

アルキタ・オシゴト辞典

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