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2019年12月16日 公開

This is LAST

バイトの側面に目を向けると、
給料以上の価値が見えてくる。

This is LAST
写真左から、りうせいさん(Ba.)、菊池陽報(あきつぐ)さん(Vo./G.)、鹿又輝直(かのまたてるただ)さん(Dr.)
取材協力/Northern Kitchen〜All Day Dining〜(札幌中央区南2条西5丁目26-5 ラ・ジェント・ステイ札幌大通2F)
結成からわずか1年ほどにも関わらず、ライブハウスシーンや音楽ファンの間で話題沸騰中の3ピースロックバンド「This is LAST(ディスイズラスト)」。メンバーのアルバイト経験とは?

バイトで稼いだお金を
バイト先に還元!?

―音楽を好きになった原体験は?
陽報(敬称略・以下同) 母は久保田利伸さんやミスチルさんが大好き。家でもクルマでも常に曲をかけていて、子守唄とか童謡を聴いたことがありませんでした(笑)。
りうせい 僕ら(陽報・兄)は兄弟なので同じ環境で育ちました。なので、もともと音楽が好きになる土壌は豊かだったと思います。
鹿又 中学3年生の冬、ユーチューブでゲーム実況を見ていた時、配信者の人がドラムを叩く動画もアップしているのを見つけました。それを次々と見ていくうちに、「ドラムってカッケー!」とあこがれたんです。
陽報 いやいや、根本がおかしい(笑)。ゲーム実況者にあこがれてドラムを始めるって…。
―(笑)。バンドに興味を抱いたのはいつ?
陽報 高校生のころ、「BECK(ベック)」というバンドマンを描いた映画を見て、「あ、自分でもバンドが作れるんだ。カッコいい音楽を届けられるんだ」って興味を持ちました。
りうせい 僕はあき(陽報さん)にベースをやれって言われてバンドを組みました(笑)。
菊池陽報さん
―ところで、初めてのバイトは?
陽報 高校1年生のころに始めたハンバーガーショップ。当時の彼女と遊びに行くためのお金を稼ぎたかったんです。ただ、部活とバイトを両立させていたので、短時間しかシフトに入れませんでした。
鹿又 僕はコンビニです。お金を稼ぎたいというよりは、友人に誘われて軽い感じで面接を受けに行きました。でも、自分だけが合格してしまって、ちょっと気まずかった…。
りうせい 友人からマカナイが食えると聞いてファミレスで働き始めました(笑)。
陽報 初めての給料はバイト先で使ったんだよな。
りうせい そう。マカナイだけじゃ足りなかったんですよね。お店で稼いだお金を、かなりお店に還元しました。

大殺界並みの苦境に陥り、
携帯電話の会社に就職

―高校卒業後の道のりは?
陽報 大学に進学し、りうせいとバンドを組みました。とはいえ、音楽で生きていくには環境が緩すぎると思い、「ロックスターになる」と書いた退学届を提出したんです。
りうせい ただ、当時のバンドはあまりにも芽が出なく…。このままじゃマズいと思って、僕は看護学校に通いました。
陽報 当時は大殺界並みに苦しい時期でしたし、親も心配するし、僕も一度は携帯電話の会社に就職したんです。
―その時の鹿又さんは?
鹿又 僕は進学して音楽活動を続けていました。ちなみに、バイト先は高校時代のコンビニと変わっていません。
りうせいさん
―バンド結成の経緯は?
陽報 社員として働いていても、やっぱり音楽があきらめきれませんでした。僕らのバンド名に込めたように「これで最後」という意気込みで携帯電話の会社を辞め、「This is LAST」の結成に動き始めたんです。
りうせい 当時は勉強を頑張り、成績も上位でした。でも、あきから「This is LAST」用の楽曲を渡された時、心が激しく揺さぶられ、看護学校を辞めてもう一度バンドをやろうと決めました。
陽報 鹿又はライブハウス界隈で、もともと存在を知っていました。自分たちの音楽性にピッタリのドラマーだと思い、バンドに誘ったんです。その後、バイトをしながら音楽活動を本格化させました。

仕事を通して人間関係を
構築する大切さ!

―思い出深いバイトは?
陽報 自分はリサイクルショップ。楽器コーナーもあり、担当者と音楽の話で盛り上がりました。
りうせい 最初のバイト先だったファミレスが圧倒的に印象に残っています。面接の時に店長から「ちょっとヤッカイな人がいる…」と歯切れの悪い言葉を聞かされてはいたんですが、バイトの初日にその人が僕の制服をわざと破いたんです。聞けば新人さんは必ずいびられていたみたい。ベテランだから店長も強く注意できないようでした。ただ、僕はマンガみたいだな〜って笑っちゃったし、コレが社会なんだと思いました。
陽報・鹿又 いや、社会ではない(笑)。
鹿又 同じコンビニで5年間バイトしました。経験が長くなるにつれ、自然と自分が上の立場になるという感覚が面白かったです。中には「いつものタバコ」と言われて戸惑っていると怒られたこともありますが、単純にコツコツと貯めたお金で欲しいモノが手に入るのも楽しみでした。
―バイトから得たものって?
陽報 派遣のバイトでは飲食店だったり、営業だったり、訪問販売だったり、工場だったり、いろんな職場でいろんな仕事に携わりました。その経験のお陰で、表現の幅は確実に広がったと思います。
りうせい 僕の制服を破いた「新人いびり」の人とも、最終的にはメチャクチャ仲良くなったんです。といっても、意見をぶつけ合ってもいないですし、ゴマをすったワケでもありません。ただ一生懸命、目の前の仕事をこなし続けたことで、何となく信頼関係が深まったんです。仕事を通して人間関係を築く大切さが分かった気がします。
鹿又輝直さん
鹿又 人間関係の構築は確かに大事。世の中にはいろんなタイプの人がいると知るだけでも、社会に出た時の対応力が違うと思います。
―最後に読者へのメッセージを。
陽報 やりたいことがある人は、まずバイトを始めたら良いと思います。例えば、夢を叶えるための経験値が得られたり、メンタルが鍛えられたり、自分の場合はリサイクルショップでギターの手入れを教わりました。こうしたバイトの「側面」に目を向けると、お金だけではない価値が見えてくるんじゃないかな。

This is LASTの思い出バイト

リサイクルショップ/菊池陽報さん
一番長く働いたバイト先です。楽器の手入れを教わったので、自分のギターは常にピカピカ!
ファミレス/りうせいさん
マニュアルや髪型はカッチリと決まっていましたが、気分的にはかなり自由に楽しく働けました。
コンビニ/鹿又輝直さん
高校生のころから5年間働いた職場。最後のほうにはバイトリーダー的な立ち位置でした。

プロフィール

This is LAST
菊池陽報(Vo./G.)、りうせい(Ba.)、鹿又輝直(Dr.)によって2018年5月に結成された千葉県柏発スリーピースロックバンド。陽報の心をえぐるような実体験と自身の思いを1mmの足し引きもなく綴った歌詞は多くの若者から支持を集めている。改名やバンド形態を変えてきたこともあって「次、頑張ればいいや」は絶対にない。自分たちの全てと音楽人生をかけた最後のバンドにしようという意をこめて「This is LAST」というバンド名がつけられた。
オフィシャルサイト:https://thisislast57.jp/

インフォメーション

●最新リリース情報
「aizou」

■KRRC-1001 2,000円(税込)

始動からわずか1年にして、各地の人気ライブ・サーキットへの出演、そして入場規制を起こすなど、まさに「今、一番絶対に聴くべきバンド」。ファンが待ち望んだ、初の全国流通盤をリリース。

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