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2021年4月21日 公開

学生時代に読んで欲しい一冊〜2冊目「夜のピクニック」〜

とっくのとうに社会人の編集部員Sが学生時代に読むべき本を独断と偏見で勝手にオススメ!2冊目は「夜のピクニック」をピックアップ!
高校生活の最後を飾るイベント「歩行祭」。全校生徒が夜を徹して80キロを歩き通すという伝統行事。そのイベントに甲田貴子は密かな誓いを抱いてのぞみます。高校生活の3年間で、誰にも言えなかった秘密を精算するために…。

みんなで、夜歩く。たったそれだけのことなのにね。
どうして、それだけのことが、こんなに特別なんだろうね。

映画化もされた恩田陸さんの青春小説です。主人公の甲田貴子と、同級生の西脇融の間に漂う緊張感。その緊張感の理由とは(まあ理由はわりと早めに明かされます)。アメリカに転校してしまった友人から届いた謎の文章の意味は。そして貴子の密かな誓いは実行できるのか。
夜を通して歩くうちに、さまざまな出来事が起こり、大人と子供の境界線にいる主人公たちの心境にもさまざまな変化が起こります。ラストへ向けて回収されていく伏線が読んでいて心地いい。
今まさに若さ全開!なひとにも「青春…そんな時代もあったねえ」と懐かしむひとにも、おすすめしたい1冊です。読了後は、さわやかな気分に満たされると思いますよ。
★読後のおすすめの1曲★
アルクアラウンド/サカナクション



★おまけ:青春などはるか昔の話というみなさんへ
おすすめの読後の1曲★
青春病/藤井風

「夜のピクニック」

発売日:2006年9月7日
著者:恩田陸
出版:新潮社刊