シニアが活躍する職場【北海道新聞千田販売所】新聞配達員

インタビューしたのは／小野恵子さん（66歳）
23年ほど前に北海道新聞千田販売所でパートをスタート。現在は朝刊の配達員として週6日勤務、お休みは金曜日。お子さんは独立し、現在はご主人と2人暮らし。

配達員は新聞の「アンカー」です。
夕刊の配達をしばらく続けた後、1勤務の給与が高い朝刊にシフトしました。配達に出掛けるのは早朝3時半ごろで、帰宅するのは遅くても5時です。趣味の多い私には日中の時間をフルに使えるのは本当に有意義です。しかも、早朝にお散歩するような感覚で体を動かしているので、生活リズムも整い、以前より体調も良くなりました。
配達エリアや自宅の場所にもよりますが、私はその日に配る分の新聞を社員さんに自宅まで届けてもらっているので、直行直帰できるところも助かっています。基本的には一人の作業なので、人間関係に悩むこともありません。急なお休みや有休の取得にも快く対応してくれるのも職場の良いところです。
この仕事は四季折々の景色を眺めたり、季節ごとに移ろう星座を覚えたり、自然を楽しみながら働けます。記者さんや紙面をレイアウトする方、チラシを折り込む方など多くの人が携わって出来上がった新聞を「アンカー」として届けられるのも醍醐味です。