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バイトがあって今がある White Explosion

2020年12月14日 公開

バイトは夢への「投資」。
だから、つらいとは思わなかった。

White Explosion
写真左から三浦拓也さん、石名坂ふぶきさん
ボーカル、ラップ、ダンスと高いパフォーマンスで観客を魅了する北海道発の6人組ダンス&ボーカルグループ「White Explosion(ホワイトエクスプロージョン)」。メンバーの石名坂ふぶきさん、三浦拓也さんにアルバイト経験を聞きました。

エンタメへの入り口は
中学の修学旅行!?

―歌や表現を好きになったきっかけは?
石名坂(敬称略・以下同) 父が歌うのが好きだったこともあり、その影響を受けたのも大きいです。でも一番のきっかけは中学校の修学旅行で開かれたレクリエーション。仲間とEXILEさんのコピーを披露し、ステージの上で歓声を浴びたのが最高の気分だったんです。その胸が高まる感覚に、一気にエンタメを届けることにハマりました。
三浦 僕は中学校まで野球部でしたが、歌うのが大好きで部活のない日はカラオケ三昧。ふぶきと同じですが、中学の修学旅行や学校祭で歌ったのが気持ち良かったんですよね。そして、高校進学の時に野球を続けるかどうか悩んだ末、バットよりマイクを握る道を選びました。
石名坂 歓声を浴びた?
三浦 そうそう、特に黄色い声援を浴びたのが忘れられなかったかな(笑)。高校2年生のころ、多くのアーティストを輩出している芸能養成スクール、「アクターズスタジオ北海道本部」で本格的にボーカルやダンスのレッスンを始めました。そのころにはもう「自分はアーティストになるんだ!」と決めてましたね。
石名坂 僕も高校では中学時代の仲間とライブ活動を続け、次第に音楽を仕事にしたいという気持ちが抑えられなくなったんです。3年生の時に「どうしても音楽の専門学校に進みたい!」と両親に頭を下げ、OKをもらえました。

夕方なのに何で
「オハヨウゴザイマス」!?

石名坂ふぶきさん

―初めてのバイトの経験は?
石名坂 高校1年生の時に始めた焼肉屋のホール係。携帯電話や昼ごはんのお金は自分で稼ごうと思ったんです。15歳だった当時は、言葉遣いや立ち振る舞いが全然ダメで、よく注意を受けました。自分が常識と思っていたことが社会の常識じゃないと気付かされた経験です。ただ、高校時代3年間働いたことで、笑顔で人と話すことがいかに大切か、身に染みて分かりました。
三浦 僕は高校2年生の時に始めたコンビニ。初日にまずビックリしたのがスタッフが出勤する時の「おはようございます」。学校が終わって夕方からのシフトなのに、「何で朝のあいさつなんだろう」と思ってました(笑)。
石名坂 そのコンビニには女性が多かったんでしょ?
三浦 そうそう(笑)。シフトが2人1組だったんですけど、お客さんがいない時に先輩女性と2人きりになると何を話せば良いのか分からなくて…。
石名坂 今ならいくらでもトークを回せるのにね(笑)。
三浦 当時はまだ「ウブ」だったんだよ(笑)。
―他のバイト経験は?
石名坂 専門学校時代にはカジュアルフレンチのホール係のバイトもしてました。この職場でも良い人に恵まれて働きやすかったです。
三浦 コンビニでバイトをしてほどなく、「アクターズスタジオ」に通い始めました。でも、レッスンが火〜日曜日とビッシリであまりシフトに入れず、辞めることにしたんです。次に始めたのが週1日でもOKの派遣のバイト。ホテルの配膳係が多かったかも。ただ、僕が通っていた高校は宿題が多く、レッスンの日もバイトの日も夜中の3時ぐらいまでかけて仕上げ、朝6時には起きて登校の準備をする日々。デビューした今より忙しい生活だったかも(笑)。

週6がっつり勤務で
仕事スイッチオン!

―大変だったバイトは?
石名坂 自分は絶対に音楽で食べていくという夢があったし、バイトはそのための投資と考えると、つらいというより働くのが当たり前の感覚でしたね。強いて向いてないなぁと感じたのはコールセンターです。多くの人が働いているのに、チームプレーではなく一人黙々と働くのが自分の性格にはちょっとだけ合わなかったかもしれません。
三浦 僕も同じでお金も時間も無かったけど、つらくはなかったですね。高校を出てデビューするまでの間も札幌ドームの芝生張り、建築の解体工事、倉庫整理に運送屋さん、コールセンター…と、数えきれないぐらいのバイトを経験しました。他のメンバーも、レッスンの合間を縫って休みなくバイトしてたけど、みんな夢があるから頑張れたんだと思います。
―そんなバイトの経験が楽曲につながったことは?
石名坂 うーん、どうだろう…。
三浦 でも、気付かないだけで、焼肉屋さんに来たカップルの光景とかが歌詞になってるかもよ?
石名坂 なるほど、確かに。歌詞の背景にはバイトの記憶が横たわってる気もします。例えば「乗り越える」という単語一つとっても、苦手な業務をスムーズにこなせるようになったという経験が映し出されているかもしれないね。

三浦拓也さん

―最後に若い世代へアドバイスを!
三浦 いろんなバイトを経験したからこそ、それぞれの仕事の楽しさや苦しさが多少なりとも分かった気がします。どんな仕事の人でもリスペクトしなければならないと心掛けるようになりました。例えばコンビニで会計した時にお礼を伝えたりしています。
石名坂 バイトは社会に触れられ、人間性の広がりや厚みにもつながる価値ある経験。しかも、お給料がもらえて、夢や好きなことのために使えるなんて一石二鳥です。バイトを続けるのが億劫になりそうな人にオススメなのは、週6日くらいガッツリ働くこと。週3日だと休みの日に「明日バイトか〜面倒だな」と隙を与えちゃうけど、自分の生活の一部みたいになると仕事モードが途切れないと思います。僕の経験からの持論ですけどね(笑)。

White Explosionの思い出バイト

石名坂ふぶきさん/焼肉店
常連さんからチップをもらったことも。お小遣い欲しそうな顔してたのかなぁ(笑)。
三浦拓也さん/ホテルマン
ホテルマンやテレアポではビシッとした言葉遣いや礼儀作法が身に付きました。

プロフィール

White Explosion
メンバー全員が北海道出身、ダンスパフォーマンスとボーカル、ラップで構成される次世代型オールラウンダーの6人組ダンス&ボーカルグループ。2016年、avex主催のオーディションに合格したメンバーで結成。2017年にデビューし、道内を拠点に活動中。通称「ホワエク」。
オフィシャルサイト:https://avex.jp/white_explosion/

インフォメーション

●最新リリース情報
10th Single
「STORY/ビラバナ~Beat up, Burn up~」

■AEI-201118 1,100円(税込)
「STORY」は愛をテーマに家族や友達、恋人やファンといる時間の大切さを歌う。初めてメンバー全員が作詞、それぞれの歌詞に注目。「ビラバナ〜Beat up, Burn up〜」はV6やAAAといった多数のアーティストの歌詞を手がけるMio Aoyama氏を作詞に迎えた、色気が漂う少し大人のラブソング。

バイトがあって今がある

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