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ピックアップ情報 IMPACT!XXIIで「おいしくるメロンパン」にインタビュー【アルキタなまらバイト】

2025年5月19日 公開

「一生モノの音楽との出会いには、インパクトが不可欠!」のコンセプトで開催している札幌の一大ライブサーキットイベント「FM NORTH WAVE & WESS presents "IMPACT! XXII" supported by アルキタ」が、2025年4月19日に開催されました。
毎年4月に新進気鋭のアーティストを招き、オーディエンスが複数会場をめぐり、思い思いの音楽を楽しむサーキット形式のライブイベント。22回目の開催となる今年は8会場を舞台に70組以上のアーティストが出演し、熱いライブを繰り広げました。
アルキタではユーザー参加型企画「アルキタなまらバイト」を実施。その一環として行われたアーティストインタビューの模様をレポートします。
参加したのは、それぞれ札幌市内の大学に通う久保杏優さん、西村有葉さん、若宮友凜さん、松浦杏沙実さんの4人。対するアーティストは2015年から活動する3ピースロックバンド「おいしくるメロンパン」です(以下、敬称略)。

学生たちが3人の音楽的ルーツに迫る!

音楽を始めるきっかけとなったアーティストはいますか?(松浦)
峯岸:『BUMP OF CHICKEN』が好きで、はじめはあこがれてギターから入りましたね。
ナカシマ:僕はピアノを習い始めたのがきっかけで吹奏楽部に入っていたので、特定のアーティストから入ったって感じではないかも。でもバンドをやり始めたのは『レミオロメン』とか『相対性理論』を聴いていた影響が大きいですね。
:僕も実は最初からバンドにあこがれがあった訳ではなくて、小学生のころに吹奏楽部でパーカッションでドラムを叩く機会があって「楽しいなー」って思ってたのが最初かな。特定のバンドがきっかけというより、ドラムが叩きたくてバンドを始めましたね。
初めて見たライブのアーティストは?(松浦)
ナカシマ:『→Pia-no-jaC←』っていうピアノとカホンの2人組のユニットでした。僕は福岡出身なんですけど、天神の公園での路上ライブを見に行きました。
峯岸:友達のライブとかはよく行ってたんですけど、ちゃんと自分で能動的にチケットを買ったのは『斉藤和義』さんの武道館公演だったかなあ。
:僕も友達のライブが多くて、メジャーなバンドのライブで最初に行ったのは『キュウソネコカミ』と『ねごと』の対バン。みんな半袖半ズボンの中で、僕だけシャツに長いパンツを履いてったら、汗だくでもみくちゃになって。結局後ろのほうでしゃがんで見てた記憶があります(笑)。
グッズの中で気に入っているものとその理由をお伺いしたいです。(大久保)
峯岸:僕が考えたオリジナルキャラクター「壺紳士」のぬいぐるみキーホルダー。たくさん売れました!生みの親としてはとてもうれしいです。
ナカシマ:原くんがデザインした「食べられ原」のキーホルダー。原くんがライオンやワニなどいろんな動物に食べられてるシリーズです。可愛くて好きです。原くんにはこれからも食べられ続けてほしいです。
:僕が好きなのは…マグカップを以前出したことがあったんですけど、結構色味も温かい感じのやつで、これはまたいつか出したいなって思ってます。

それぞれが語る創作のこだわりと、お気に入りの曲。

おいしくるメロンパンならではの音楽の魅力って何だと思いますか?(若宮)
峯岸:スリーピースならではのアンサンブルのスリリングさ、かな。
ナカシマ:僕は難解な歌詞の紡ぎ方をしつつも、「温かみ」を大切にしていて…、難しくないようにスッと入ってきてくれるような歌詞かなと思いますね。
:あと、ナカシマくんの声がそのポップさを担保してくれてる感じがして、だから複雑な演奏でも聴きやすくなる、みたいな。だから演奏する側もいろんな挑戦ができている気がしてます。
歌詞や曲名に難しい言葉もたくさん取り入れている印象があるんですけれども、どのように歌詞や楽曲の着想を得ているのか教えていただきたいです。(西村)
ナカシマ:最近はまず楽器からレコーディングして、歌は仮で「ラララー」と歌ってます。で、出来上がった音源に「この曲はこんなワードが合いそうだな」と頭をひねらせて、言葉を調べたり、小説から引用したり…。「この言葉を使えたらいいかも」と思った言葉はいつもストックしていますね。
曲作りの際にこだわっていることは何ですか?(若宮)
ナカシマ:まずは視覚的に美しい情景が想起できる歌詞。サウンドに関しては歌詞と合わせつつも、いかに自分らしくワクワクできるかにこだわっています。
峯岸:僕はナカシマがつくる曲の世界観を崩さないようにしつつ、「自分にしか出せないベース」にこだわり、作りあげていっています。
:僕も曲を聴いてイメージして、「この曲は空を飛んでそうだな」「いや暗い海の上かな」なんて情景を思い浮かべながら、イメージに沿った音、沿ったフレーズを演奏するように心がけています。
その中でも特に思い入れの強い曲はありますか?(若宮)
峯岸:「架空船」という曲は、思い浮かんだ情景をサウンドでも表現できたなという意味で、思い入れが強いですね。
ナカシマ:僕は新しいミニアルバムに入っている「渦巻く夏のフェルマータ」。今までとは全く違う、新しい曲ができたという感覚が大きかったですね。
:僕は「nazca」という曲がすごく好きで、できた時に「おいしくるメロンパンにしか絶対に作り上げられない」って強く思いました。

キツネに動物園にスープカレー…北海道を満喫する3人。

去年のツアーで北海道に来られたようですが、その時の思い出はありますか?(松浦)
峯岸:旭川でのステージが終わった翌日にレンタカーを借りて美瑛をドライブしました。生のキツネを見られたのが感動でしたね。
一同:生(笑)!
ナカシマ:旭山動物園の白熊がめっちゃでかかった。これは負けるなって(笑)。
札幌にライブで来られた時に楽しみにしていることはありますか?(西村)
峯岸:スープカレー!
ナカシマ:隙あらばスープカレーだね!
:ライブの時はスタッフさんがお弁当を用意してくれるんですけど、北海道に来る時はあえて断っている時が多いですね。さっきもスープカレー食べました(笑)。
最後に、今後の活動の中で挑戦してみたいことや目標を教えてください。(西村)
峯岸:まだツアーで行けていない地域があるので、日本全国の隅々まで音楽を届けに回りたいなと思っています。
:より多くの人に聴いてほしいかな。昔聴いていたけど最近は聴いていない人、これまで聴いたことがない人にもっと届けたいと思っています。
ナカシマ:おいしくるメロンパンでは「水」にまつわる曲が多いんですけど、そのコンセプトでアルバムを作れたら面白いなと思っています。
学生一同:ありがとうございました!
最後はみんなで記念撮影をパシャリ!前列左から大久保杏優さん、西村有葉さん、若宮友凜さん、松浦杏沙実(あさみ)さん。後列は左から、峯岸翔雪さん(Ba)、ナカシマさん(Vo&Gt)、原駿太郎さん(Dr)。

おいしくるメロンパン

透明感のある歌声とソリッドな演奏が魅力の3ピースのギターロックバンド。2015年、峯岸翔雪(Ba)が大学の同級生であるナカシマ(Vo&Gt)と、高校の同級生だった原駿太郎(Dr)を誘い結成。2024年5月、8th mini album「eyes」をリリース。同年6月からは全国27箇所を回る自身最大規模となるツアー、『eyes tour - 春夏秋冬レイトショー-』を開催。ツアーファイナルは自身最大規模の会場となるTOKYO DOME CITY HALL にて開催し、ソールドアウト。前年に続きツアー全体でも過去最高動員を更新し、大盛況で幕を閉じた。2025年4月、9thミニアルバム『antique』をリリース。

ライブ情報

「おいしくるメロンパン antique tour - 貝殻の上を歩いて - 」
6月20日(金)
ペニーレーン24
OPEN17:45/START18:30
前売:5,000円
※税込、ドリンク代別、スタンディング
お問い合わせ:ウエス(info@wess.co.jp)
アルキタでは北海道の音楽文化を応援するため各種ライブイベントの協賛を行っています。定期的に入場チケットのプレゼントなども行っていますので、X公式アカウントをチェックしてみてくださいね。
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