スニーカーエイジ【10／19開催　第7回北海道地区グランプリ大会レポート】

高校の軽音楽系クラブの頂点を決めるべく、音楽で競い合う「スニーカーエイジ」。12月22日（日）に大阪で行われる全国大会に出場するために、生徒たちは日本各地区で地区グランプリ大会を戦っています。10月19日（土）には、北海道地区の動画予選会を勝ち抜いた道内15校による「北海道地区グランプリ大会」が札幌駅前の共済ホールで開催されました。全国大会に出場できるのは「グランプリ」「準グランプリ」の2校のみ。白熱の雰囲気に包まれた当日の様子をオフィシャルサポーターのアルキタがレポートします。

今回、「グランプリ」と「準グランプリ」はいずれも91点で同点！ところが、大会規定に「同点の場合は全体評価の合計点が高いほうが上位」とあり、惜しくも北海道札幌東商業高等学校軽音楽部は準グランプリとなった。演奏曲は、LiSAの『crossing field』です。メインボーカルの歌唱力もさることながら、サブボーカルが激しい動きでステージの大きさを存分に活用したり、ヘッドバンキングのパフォーマンスでロックな雰囲気を加速させたり、会場の盛り上げ方が抜きん出ていました。演奏後の代表者インタビューでは、メインボーカルの大谷日鞠（ひまり）さんが「会場のみんなが楽しんでくれていることが伝わってきて、私たちも最高に気持ち良かったです。最初はリズム感がバラバラだったので、メンバーの息を一致させながら動きの面でも楽しませようと努力してきました」と輝く瞳で語りました。

オフィシャルサポーターのアルキタは、大会終了後に大谷さんに追加インタビュー。当日の気持ちや全国大会に向けた意気込みをお聞きしました。
「これまでのスニーカーエイジ優勝校を研究すると、演奏や歌唱力に加え、かなり重視していると感じたのが出演者の動き。パフォーマンスの面では、メンバーがさまざまな方向から前に出ることで、左右の端側に座っているオーディエンスも飽きさせないように工夫しました。ただ、採点でもプレゼンテーション力が改善点であることが分かったので、全国大会に向けて楽曲の持つ世界観をさらに読み解き、体全体で表現するエンタメ性の高いステージングを磨いていきます」

北海道札幌東商業高等学校のメンバーは、グランプリに輝いた北海道函館工業高等学校とともに、全国大会で北海道旋風を巻き起こしてくれることでしょう。