WHITE ASH

同じ大学に通っていた軽音部のメンバーで結成し、2008年より本格始動しているWHITE ASH（ホワイト アッシュ）。学生時代を共に過ごしたからこそ知る、意外な素顔が発覚！？

──では改めて、どんな大学生でした？
のび太（敬称略。以下同）　勉強は割と得意でしたね。教員免許を取ろうと思って、その授業があるのが、一日の最後の9、10限目なんです。ほぼ毎日、夜まで学校に通ってました。
彩　「9、10限」とか、懐かしい〜（笑）。
山さん　行ってたね〜。僕も教員課程取ってたんで、「9、10限」です（笑）。学校はマジメに行ってたし、ボランティアもよくしてました。
彩　私は芸術系の学科にいて、陶芸などをやってました。二人みたいにマジメじゃなく、いわゆる普通の学生ってカンジ。
剛　僕も彩さんと同じ芸術学科でした。パソコンでポスターのデザインとかしてました。

──みなさんの初バイトは？
のび太　高校生の時にやった、倉庫作業？みたいなバイトが最初です。
彩　私も初バイトは高校時代。友達に誘われて和菓子屋さんで働いてました。ちょっと働いたら、すぐ「おやつタイム」があって、仕事っていうより友達と一緒なのが楽しかった。
剛　車の免許を取りたくて高2で酒屋のバイトを始めました。陳列とか、品出しとか。
山さん　大学から始めたステーキチェーンが最初です。始めたきっかけはギター。僕は軽音部に入った時に、2年ローンでギターを買って、その支払いのためにバイトを始めたんです。

──大学まで全員、楽器未経験だったとか？
彩　そうそう。だからみんな、大学の時にバイトして楽器買ってるはず。私は郵便局の仕分けのバイトでベース買ったし…。
のび太　僕も1年の時にバイト代で初めてギターを買いました。1stアルバムくらいまで、そのギターを使ってて、自分の可能性を広げてくれたものですね。
剛　最初のドラムセットは酒屋のバイト代で買いました。

──バイトを通じて得たもの、身に付いたことはありますか？
剛　年代の違う人との関わり方なんかはバイトで学んだと思います。それぞれ考え方や感じ方が違うっていうのも、いろんな年の人たちと働いて分かったことですね。
のび太　お金を稼ぐ大変さって、自分で働いてみる以外、実感出来ないじゃないですか。『こんなに長時間バイトしたのに、給料これだけ？』みたいな（笑）。そういうことを経験してお金の価値とか、お金の大切さが分かりましたね。
彩　私は友達との出会いかな。結構いろんなバイトをしたんで、その度に新しい友達が出来て。よくライブにも来てもらっていました。
山さん　確かに友達は出来るよね。僕はコールセンターでバイトしてた時、バンドマンとか役者さんとか、夢を追っかけてる人たちとたくさん知り合って、刺激を受けました。