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2016年11月28日 公開

歌手 椎名 慶治さん

人生は何が起こるか分からないから、
バイト経験が生きる時は、必ず訪れると思うね。

歌手 椎名 慶治(しいな よしはる)さん
撮影協力/Lounge Valor(札幌市中央区南2条西3丁目MODAビル3F)
元「SURFACE(サーフィス)」のボーカルで、解散後のソロ活動にも精力的に取り組む椎名慶治さん。アルバイト経験はコンビニのみながら、その体験談はエピソードの宝庫だった。

音楽活動の本格化とともに、初バイトをスタート!

赤と黒のチェックシャツに細身のパンツというスタイルで登場した椎名慶治さん。イメージ通りのスマートな印象に加え、出だしから場を和ませるためのジョークも口にしてくれたサービス精神おう盛な人柄だ。この物腰の柔らかさも根強いファンや、活動を長く支えるスタッフを引きつけるのだろう。
椎名さんが音楽に興味を持ち始めたのは中学生のころ。意外なことにゲームミュージックに胸を打たれたのがきっかけで、サウンドツールを使ってインストゥルメンタル(ボーカルなしの楽曲)を作っていたという。
「初めて人前で歌ったのは高校2年生の文化祭。僕は暇さえあれば曲を口ずさんでいるタイプで、キーボードを弾く友達から“歌が上手いね”とボーカルに誘われました。そのバンドは一度限りだったけど、実は元SURFACEのギタリスト永谷喬夫も別のバンドとしてステージに立っていて、後日一緒に音楽をやろうと声を掛けられてユニットが始まりました」
高校卒業後に、永谷さんとSURFACEを結成して音楽活動を本格化した椎名さん。毎週土曜日は二人で曲作りに充てる日と決め、週に5日間はコンビニのバイトで生計を立てていた。
「当時は一人暮らしを始めたばかり。家賃や光熱費、携帯代を払うには時給の高いコンビニの深夜シフトがベストでした。音楽活動とも両立しやすいしね。ただ、僕はバイトを経験したことがなかったのに、勤務初日からいきなり店長とマンツーマンだったのが厳しかったなあ…何を話せばいいんだろうって(笑)」

“ピンポーン”の音に、別のコンビニでも「いらっしゃいませ」!?

椎名さんは高校卒業後からデビューするまでの2年間、合わせて3つのコンビニチェーンで働いた。レジ打ちや商品陳列、ポリッシャー(清掃機械)の扱い方などはどの店舗もそれほど変わらなかったため、一店舗目で身に付けたノウハウをすぐに生かすことが出来たと懐かしそうに笑う。
「最初に働いたコンビニでうれしかったのは常連さんに掛けてもらった言葉。“君の接客から元気をもらっている。いない日はさみしいくらい”と褒めてもらえたんです。人は仕事ぶりをきちんと見てくれてるものなんだと感じましたね」
他にもエピソードを尋ねると、椎名さんは数々の体験を教えてくれた。例えば、あるコンビニチェーンではホットスナックの唐揚げに、フランクフルト用のケチャップとマスタードを付けるとさらにおいしくなることを発見。さっそくお客様におすすめしたところ、「アレ、おいしかったよ!」と唐揚げを再び買い求めに来店したそうだ。
「お客さんからラブレターをもらったこともあります。コンビニのバイトって夢があるでしょう(笑)。レジに並んでいた女の子が急に生年月日や好きな食べ物を発表し始めて、“お友達からお願いします!”なんて言われた経験も。ただ、よくよく名前を聞いてみると同級生の妹で、複雑な気分になったなぁ(笑)」
椎名さんはバイトにまつわる恥ずかしい失敗談も包み隠さず語ってくれた。「コンビニのドアが開くと“ピンポーン”と音が鳴る店舗でバイトをしていたんです。で、別のコンビニでお客さんとして立ち読みしていた時、自分のところと同じ“ピンポーン”の音に、思わず“いらっしゃいませ〜!”と条件反射。手に持っていた漫画雑誌をすぐに閉じ、何事もなかったかのようにお店を出ました(苦笑)」

バイトの経験を反映した幻の楽曲『バイト』

椎名さんのバイト経験談は、前向きで明るくて思わず笑ってしまうほど楽しい逸話ばかり。けれど、泥酔したお客様に絡まれたり、購入したおでんをその場で座り込んで食べる人がいたり、苦労もなかったわけではない。
「だけど、ムカつく人の上手いあしらい方とか、いなし方も学べた気がします。上の立場の人から理不尽に仕事を押し付けられることで、打たれ強くもなりましたしね。メジャーデビューが寸前で延期になった時もグッとこらえて…ん?若かったからさすがに怒ったっけ(笑)。まぁ、それは置いておいて、社会には楽しいことだけが待っているんじゃないって知ることが出来るのも、バイトで得られるプラスの側面だと思いますよ」
椎名さんが書く歌詞には「コンビニ」の単語もチラホラ登場する。世にリリースされてはいないが、「バイト」という曲も作り、ファンクラブのライブで一度だけ歌ったとか。歌詞は深夜のコンビニで働くミュージシャンの卵が、店長に叱られながらも“今に見ていろ”とデビューを目指す内容。まさに椎名さんの経験が反映された幻の作品だ。
「僕がコンビニのバイトを辞める日、最後の接客中に店内放送で流れていたのが大好きなGLAYの曲。10数年後、ボーカルのTERU君と知り合い、その話を披露すると、喜んでくれて一気に意気投合しました。今ではライブのゲストコーラスに呼んでもらったり、一緒にお酒を飲みに行ったりするほどの仲です。人生は何が起こるか分からないから、バイトの経験がどこかで生きることは必ず訪れると思います。若い人にもぜひ積極的にチャレンジしてほしいですね」

★椎名 慶治さんの思い出バイト★

コンビニ
深夜にどうしても眠くなっちゃった時は、ポリッシャーをかけながら、店内放送の曲を熱唱していました(笑)。

<プロフィール>
椎名 慶治

SURFACEのボーカルとして1998年にシングル『それじゃあバイバイ』でデビュー。親しみやすいメロディーと独特の歌詞、印象的なアレンジが融合したオリジナリティーにあふれるサウンドが支持を集め、全国にその名を広める。これまでにシングル21枚、オリジナルアルバム6枚をリリース。2010年6月13日の東京国際フォーラム公演をもって解散。2010年11月10日リリースのミニアルバム『 I 』でソロデビュー。

<インフォメーション>

●最新リリース情報
「RABBIT “BEST” MAN」
■HWCL-0010 3,240円(税込)
2016年はソロとして5周年。この記念すべきタイミングにリリースされるベストアルバム。代表作「RABBIT-MAN」や「MY LIFE IS MY LIFE」をはじめ、この5年で生み出された楽曲の中から厳選された15曲を収録。
●ライブ情報
Yoshiharu Shiina LIVE 2017
「RABBIT “6” MAN」

2017年3月25日(土)札幌COLONY
開場/16:30 開演/17:00
お問い合わせ/マウントアライブ TEL 011-623-5555

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