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2017年1月23日 公開

THE STARBEMS Vo.  日高 央さん

バイトのイイところ?
そりゃあもう、恋人が出来ることじゃない(笑)。

THE STARBEMS Vo. 日高 央(とおる)さん
人気バンド「BEAT CRUSADERS(ビート・クルセイダース)」の解散後、「THE STARBEMS(ザ・スターベムズ)」のボーカルとして活動する日高央さん。ロック界の雄が経験したアルバイトとは。

バイトで大人の階段を上りまくる!?

日高央さんといえば、オーディエンスを熱狂させるパンクな音楽性とユニークなライブパフォーマンスが持ち味。素の彼はステージ上のように激しい言動は見せないものの、力強いオーラが伝わってくるのはさすがの一言。が、時おり見せるあどけない表情は“ロック少年”のようでもあった。
日高さんが初めて楽器を手にしたのは小学2年生のころ。売れない4人組ミュージシャンが繰り広げるアメリカのコメディドラマを観て、バンド活動が楽しそうだと、母のアコースティックギターを弾き始めたという。
「本格的にバンドを組んだのは中学生になってから。当時はとにかくレコードが欲しくて、友達の親が経営している新聞屋さんで夏休みと冬休みは配達のバイトに明け暮れました。俺が住んでいたのは団地の多い地区だったから階段の上り下りが大変だったなぁ…。しかも“金返せ”って貼り紙とか夜逃げしている瞬間とかも見かけるし、大人の階段まで上った気がするね(笑)」
高校に進学してからはエレキギターを手に入れるためにバイトを掛け持ち。居酒屋さんやファミレス、レンタルビデオ店など多彩な職場を経験した。努力の甲斐あって、高校生としては大金の8万円を稼ぎ、お目当てのエレキギターをゲットしたそうだ。
「学校にライブにバイトに。高校生のころは今よりも忙しい毎日だったかも。そうそう、小料理店の厨房で働いた時は経営者のママと常連さんの“恋愛模様”も垣間見えてね。またまた大人の階段を上りましたよ(笑)」

留学資金を貯めるため、大学時代もバイト三昧!

意外なことに、日高さんは大学に進んだ後、一度はバンド活動から離れたそう。当時、アマチュアバンドがメジャーデビューを目指して勝ち抜き合戦を繰り広げるテレビ番組「イカ天」が一大ブームに。けれど、日高さんの心は世間の熱気とは真逆にどんどん冷めていった。
「あまのじゃくだと思われるかもしれないけど、バンドがブームになったことで、同じような音楽が増えてきて一気にシラけちゃったの。ただ、楽器や海外音楽のCDは変わらずに欲しいし、何となく留学してみたいって気持ちもふくらんできて、大学時代もバイト三昧の毎日を過ごすことになるワケです」
日高さんはシフトの融通が利きやすいハンバーガーショップで働きながら、空いた時間はデパートの清掃や宅配便の仕分けなど時給の高い職場を掛け持ちした。体力面はハードだったが、留学資金のためならとガムシャラに頑張れたと笑う。大学時代に経験した数多くのバイトの中では、コンビニがとりわけ思い出に残っているそうだ。
「当時はいわゆるバブルの前夜。コンビニが少しずつ増えてきて、フランチャイズ制度も整い始めたころだったかな。オーナーは元消防士っていう異色の経歴の持ち主でした。だけど、自分も頑張れば一国一城の主になれるんじゃないかって夢をもらったなぁ。しかも今みたいなガチガチのマニュアルもなくて、オーナーの家族とも仲が良かったんです。年末年始には自腹でボーナスを出してくれましたし、オーナーの姪っ子もカワイイし、ホントに楽しかったですよ」
1年も掛からずに留学資金を貯めた日高さんは、アメリカのカンザス州へ飛び立った。

弾き語りのバイトで、音楽への思いが再燃

日高さんはアメリカ留学中、「ホントはバイトNGだったんだけど」といたずらっぽく笑って、向こうでのバイト経験を教えてくれた。職場は偶然足を運んだ日本食レストラン。お店のメニューや料理があまりにも日本とはかけ離れており、スタッフに声を掛けたのがきっかけだった。
「当時はインターネットなんてないから、そう簡単に情報が手に入らない時代。日本で寿司はこういう風に出さないとか、ローマ字が間違っているとか雑談を交わすうちに、オーナーから“実は日本人スタッフがいないのでアドバイザーになってくれないか”と。メニュー表記や料理の盛り付けを助言するようになりある日、何気なく日本で音楽をやってたんだってつぶやいたところ、オーナーが弾き語りをしてみないかって言ってくれました」
日高さんは1日2〜3時間、「上を向いて歩こう」や「荒城の月」を日本語で弾き語りした。久々に人前で歌い、自分の声を評価される経験。それは“音楽ってやっぱり良いな”という小さな思いを胸の中に灯した。ギャラは日本円に換算すると5,000円ほど。給料を握り、アメリカのカフェバーやホールへロックのライブを観に行くことで、音楽に対する気持ちが再燃していった。
「日本に戻ってきてからは、まず自分の身をきちんと立てようと輸入盤CDの卸問屋に就職しました。1997年にBEAT CRUSADERSを始めた時は音楽で食っていくというつもりではなかったんだけど、長いインディーズ期間を経て、運良くメジャーデビューにたどり着けたという感じかな。考えてみると、アメリカで弾き語りのバイトをやってなかったら今の自分はいなかったのかも」
当時を懐かしそうに振り返りながら、ふと真剣な視線で宙を見つめる日高さん。最後にバイトで得られるものは?と尋ねると、途端にロック少年のあどけない表情に戻り、ニカッと笑いながらこう答えた。
「そりゃあもう、恋人が出来ることでしょ(笑)。バイト先って学校よりもなぜか恋愛に発展しやすいものですよね。え? 俺? もちろん恋仲になったこともあります。だから、絶対チャンスがあると思うなぁ」

★日高 央さんの思い出バイト★

レンタルビデオ店
働いていたのは服装自由の個人店。だけど、ハーフパンツで出勤したら、さすがに店長にダメだって怒られました(笑)。
小料理屋
ママが経営する大人の社交場という感じのお店。高校生だった自分は「ボクちゃん」って呼ばれてたなぁ…。
コンビニ
オーナーとの距離が近くて働きやすかったです。バイトをするなら家族経営のお店もいいんじゃないかと思いました。

<プロフィール>
THE STARBEMS

2012年12月、日高央を中心に結成。メンバーは日高央(Vo.)、越川和磨(Gt.)、菊池篤(Gt.)、高地広明(Dr.)、山下潤一郎(Ba.)の5人。メロディックな性急感、ハードコアなアレンジ、POPかつエモーショナルな音楽を武器に活動を開始。全国のライブハウスから大型フェスまで、至る所で熱狂を生み出すPUNKバンドとして精力的に活動中。
オフィシャルサイト
www.thestarbems.com

<インフォメーション>

●最新リリース情報
「Feast The Beast」
■通常盤(CD)
TECI-1520/2,685円(税抜)
■初回限定盤(CD+DVD)
TECI-1519/3,056円(税抜)
●ライブ情報
THE STARBEMS presents
「Feast The Beast LIVE 2017」

4/9(日)札幌DUCE
開場/16:00 開演/16:30
お問い合わせ/スマッシュイースト TEL011-261-5569

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