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2018年5月7日 公開

Mrs. GREEN APPLE

バイトは自分の価値観を、グッと広げてくれると思うよ。

Mrs. GREEN APPLE
写真左から藤澤涼架さん(Key.)、大森元貴さん(Vo.&G.)
撮影協力/WORLD CHINESE KITCHEN LU:RAN(札幌市中央区南3条西6丁目1-4)
2013年にバンドを結成するや、瞬く間にメジャーデビューへと駆け上がった、「Mrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーンアップル)」。
今回はフロントマンの大森元貴さんと、キーボードの藤澤涼架さんが登場!

上京資金を貯めるため、コンビニでバイト!

―お二人が音楽を好きになったのはいつ?
大森(敬称略・以下同) 小学校高学年のころ、モンパチさんを聴くようになってからです。で、卒業式の謝恩会で目立つことがやりたくて、友人とバンドを組みました。コピーとオリジナルの楽曲を披露したらかなり盛り上がって、音楽で表現するのってステキだなと感じた記憶が鮮明に残っています。
藤澤 もともと管楽器を習っていたので、小さいころから音楽は好きで、中学校に上がると吹奏楽部に入って、フルートを担当しました。高校も音楽科のある学校を選び、クラシックを中心に勉強したんです。
大森 何か「イイトコ」の子みたいだな(笑)。
藤澤 イヤイヤ(笑)。で、いつしか楽譜に縛られない音楽に触れたくなって、バンドサウンドにシフトするようになりました。
―結成からデビューまで2年とスピーディー。バイト経験はある?
藤澤 もちろん、あります。地元が長野だったので、上京資金を貯めるために高校を卒業してからコンビニでバイトを始めました。当時は週に一度、東京で音楽のレッスンを受けていて、交通費もまかなわなきゃいけなくて。元貴に出会ったのはそのころなんです。
大森 当時、バイトをすごい頑張ってたよね。
藤澤 時間は余っていたので、とにかく空いている日は朝でも昼でも深夜でもシフトに入ってました。地元は田舎なので、常連さんはお年寄りが多く、買い物ついでにおしゃべりに来るような感じ。財布を出すにも、僕に話しかけるにも、足踏みしながらっていうおばあちゃんが印象的だったな。すごく可愛らしくて。あと、コピー機の使い方を教えてほしいというお爺ちゃんがいて、散々説明したのに「やっぱり分かんないからお兄ちゃんがやってくれ」ってことも(笑)。顔見知りばっかりだったから楽しかったですよ。

スーパーの惣菜には、パーソナルが出る!?

―大森さんの初バイトは?
大森 高校1年生のころ、スーパーの惣菜や弁当を作るバイトを始めました。当時から音楽で生きていきたいと思っていたので、スタジオ代なんかも自分で払わなきゃって意識が強かったんですよね。メンバーの若井(G)は同級生だったので、同じスーパーで働いてました。
藤澤 持ち場は違ったんだよね?
大森 そうそう。若井は精肉の担当。でも、帽子にマスク姿で顔が9割見えなかったから、同じ職場でも誰が誰だか分からなかったな(笑)。
―お弁当はどれくらい作った?
大森 最初のうちは30食くらいだったけど、あれよあれよという間に一日200食くらい作るようになりました。カツ丼はご飯220グラムを詰める、お寿司は一貫9グラムにするってキッチリ決まっていたんですが、その作業のおかげで、今はお弁当のご飯が何グラムか見れば大体分かります(笑)。ただ、あしらいの大根は量が決まっていなかったので、多めに入れる人とか少なめの人とか、人柄が出ます。惣菜はパーソナルですから。
藤澤 名言が出たね、惣菜はパーソナル!
―(笑)。藤澤さんは上京後もバイトを?
藤澤 そうですね。バンドで生きると決めてからは中途半端なことはしたくないと思い、上京した次の日に高いキーボードを買っちゃって。で、一文無しに(笑)。当時も金髪だったから髪型自由の居酒屋でバイトを始めました。店長が良い人でまかないを作ってくれたり、バンドの話を聞いてくれたり、僕のことを応援してくれましたね。

人間模様の観察が、創作意欲を刺激!

―バンド活動は順風満帆だった?
大森 高校2年生のころに結成して、ありがたいことにデビューまではスピーディーでした。でも、自分たちの実力と周囲の環境が一致していないんじゃないかって不安もあって、必死にしがみついてるような時期も。
藤澤 最初のうちは全メンバーが手探りで、コレで良いのかという思いが頭を駆け巡ってました。
大森 だけど、ライブを重ねるうちにお客さんの数が少しずつ増えてきて、自主盤を手売りできるようになったころから、バンドの成長を感じるようになりました。
―バイトが今に役立っていることってある?
大森 スーパーで惣菜や弁当を作ってる時、目の前の窓からお客さんをよく眺めてました。どんな人が何を買って、どこへ帰るんだろう…そんな人間模様を想像すると創作意欲が湧くし、音楽に対する刺激を受けたと思います。
藤澤 居酒屋のバイトはホールで、混み合う時間帯って連携が大事なんです。一人で片付けようとしても切羽詰まって上手くいかなくなっちゃうから、仲間と空気を読み合って仕事を割り振りしていました。それって、バンドでも同じなんですよね。ベースとドラムが低い音を出してるから、今はキーボードが上のフレーズだ…みたいなチームプレイに生きていると思います。
―なるほど。最後に読者へのメッセージを!
藤澤 バイトは「学校だけがコミュニティーじゃない」って教えてくれた場。人間関係が広がるし、いろんな文化や考え方に触れられました。それは自分が成長する上で大きいんじゃないかな。
大森 僕もそう思います。バイトは金銭感覚や社会経験を間違いなく磨ける場なんですよね。決して大げさじゃなく、自分の価値観がグッと広がります。絶対にやって損はないですよ!

Mrs. GREEN APPLEの思い出バイト

スーパー/大森元貴さん
自分は惣菜や弁当を製造する持ち場。カツ丼とか中華丼とか、一日200食くらいガーッと作ってました。
コンビニ/藤澤涼架さん
上京資金を貯めるために始めたバイト。時間が空いている時は、朝、昼、深夜、どんなシフトにも入っていました。

プロフィール

Mrs. GREEN APPLE
大森元貴(Vo./G.)、若井滉斗(G.)、髙野清宗(Ba.)、山中綾華(Dr.)、藤澤涼架(Key.)の5人組バンド。2015年7月に3rdミニアルバム「Variety」でEMI Recordsからメジャーデビュー。4/18(水)には3rdアルバム「ENSEMBLE」をリリース。アルバムリリース後は全国ホールツアーを開催、チケットは即日ソールドアウト。ファイナルは9/8(土)、9/9(日)幕張メッセ国際展示場2days。
オフィシャルサイト:https://mrsgreenapple.com/

インフォメーション

最新リリース情報
「ENSEMBLE」
■初回限定盤(CD+DVD)/UPCH-29294 3,780円(税込)
■通常盤(CD)/UPCH-20483 3,024円(税込)

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