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バイトがあって今がある あたらよ

2022年8月8日 公開

つらさも楽しさも仲間と共有できるのが、バイトのいいところ。

写真左からひとみさん(Vo,Gt)、まーしーさん(Gt)
切なさや痛みを描いた歌詞が、エモーショナルな歌声をまとって胸に響く。若い世代に圧倒的な人気を誇る「あたらよ」のひとみさんとまーしーさんに、アルバイトの思い出や当時の心境を聞いた。

免許を取るつもりが結局ギターを購入!

―音楽に触れたのはいつ?
ひとみ(敬称略・以下同)そもそも音楽好きの家系で育ち、4歳のころからピアノを習い始めました。物心ついた時にはカラオケによく連れて行ってもらうなど、「歌」もすぐそばにある環境でした。小さなころから音楽に触れていることが自然な状態でしたね。
まーしー 僕は野球をやっていたんですが、中学生のころに大きなケガで戦線離脱せざるを得なくなりました。学校にも行けないし、何もやる気がおきないような状況の中、ふと自分はわりと音楽が好きなことに気付いたんです。で、オヤジの部屋にあったギターを遊び程度で弾くようになりました。そのうち、兄からELLEGARDENのライブDVDを借りて見てみたら、あまりのすごさに衝撃が走ったんです。「おれも、絶対に音楽の世界で食っていこう」と心が決まりました。
―初めてのバイト経験は?
ひとみ 高校生のころに始めたケーキ屋さん。お小遣いをもらうよりも、自分で稼いだお金で音楽関係の物やファッションを手にしたほうが楽しそうだなって感じたんです。ケーキを箱に詰めて売るだけでなく、和洋菓子の品出しとか、お店の掃除とか、店内業務全般に携わりました。バイトで貯めたお金を使ってボイトレに通うようになり、本格的に歌や作曲を始めるようになったんです。
まーしー 品出しってワードを久しぶりに聞いたな。懐かしい響き。僕は高校生のころに、大手回転寿司チェーンでバイトをしました。最初は車の免許を取るために貯金をしておこうと思っていたんですが、結局ギターを買っちゃった(笑)。4年くらい働いていたので、最終的にはホールもキッチンもこなせるようになり、常に忙しい部門を手伝わされるキツイ立ち位置になっていましたね。

ホールケーキの買い占めを阻止せよ!?

まーしーさん

―バイトで印象深かった出来事は?
まーしー そんなに多いワケではないけど、いつも2人でお店に来るおばあちゃんの常連さんがいて、バイト中に「あなた若いしたくさん食べるでしょ。ほら、横に座って食べなさい」「仕事なんかいいから」と孫のように扱われました(笑)。さすがに無理だから、丁重にお断りしましたが…。
ひとみ バイトをしていたケーキ屋さんでは、閉店間際になると賞味期限の近いホールケーキが割引になるんです。そのタイミングを見計らったように来店し、3つも4つも買っていくお客さんが印象的でした。細身の方なのに、あれだけの量をどうやって食べているのか、バイト仲間の間で話題沸騰。ただ、いつもホールケーキを買い占めてしまうので、店長の指示で「あのお客さんの車が停まったら、割引の商品を一旦隠して」と対策するようになりましたね(笑)。
―ユニークな同僚はいましたか?
ひとみ 私より年齢は上ですが、働き始めたのは遅かった方がユニークだったかも。店内では帽子をかぶるのでお客さんは気付きませんが、まず髪の毛がレインボーカラー。先輩として作業の指摘をすると、ムスッとするような癖の強い人柄でした(笑)。
まーしー 僕のほうは優しい人ばっかりでしたね。年齢の離れたおじさんも、「この後に飯でも行くか」とご飯に連れて行ってくれたり、年齢の近い同僚とは休みの日に出掛けたり、かなり仲良くやっていました。

のらりくらりと「かわす」スキルをマスター!

ひとみさん

―他にもバイト経験は?
ひとみ ケーキ屋さんと並行して、空いている時には日払いの派遣バイトで働いていました。商品をひたすら箱に詰めたり、パッケージを検査し続けたり、単調作業が多く、結構つらかったです。中でも、運送会社の仕分けはキツかった…。大きな倉庫を走り回って、宅配物をピックアップして住所ごとに並べる仕事。ケーキ屋さんの後輩と一緒に働いていて、倉庫ですれ違う度に「もう帰りたい」「弱音を吐くな!」と励まし合ってました。
まーしー ファミレスとドラッグストアでもバイトをしました。ファミレスは深夜2時までのシフトで、ヤンチャな集団が勝手にドリンクバーを使ったりともう大変。僕が注意すると威圧してきたのですが、「お金を払わないなら警察を呼ぼうと思うけど、どうします?」と伝えたら、渋々納得しました。ただ、面倒なお客さんが多かったからこそ、理不尽に怒っている人をのらりくらりと「かわす」スキルは身に付いたかな(笑)。
―ドラッグストアのほうは?
まーしー 音楽スタジオに近いから選んだ職場なんですが、バンド活動をやりたい反面、バイトのシフトにもたくさん入らなければいけなくて、なかなかキツイ時期だったんです。ただ、バイト先の仲間が「あたらよ」を応援してくれていましたし、急な取材が入った時にも交代要員を用意してくれるなど、僕の音楽活動に理解が深くて助けられました。
―ズバリ、バイトが今に生きていることは?
ひとみ う〜ん…音楽には直結していません(苦笑)。でも、言葉遣いとか、冠婚葬祭のマナーとか、基礎的な教養は身に付きましたよ。社会に出る上で知っておくべきことは、バイトで学べたと思います。
まーしー キツイ作業とか楽しい思い出とかを共有できるから、バイト仲間とは長い付き合いです。いろんな人が集まってくるから面白いですし、チャレンジする価値は十分にあります。
―最後に読者へのメッセージを!
ひとみ まだメンバー全員で北海道に行ったことがないので、いつかワンマンライブを開きたいです。その日が来るのをお楽しみに!

あたらよの思い出バイト

和食店/ひとみさん
ひとみさん/ケーキ屋
4年くらい働いたバイト先。最終的にはシフトの上のほうに名前が書かれるくらいベテランになりました。
倉庫作業/ひとみさん
エアコンのない大きな倉庫を走り回り、宅配物を仕分けしていました。汗だくになってキツかったです…。
回転寿司店/まーしーさん
茶碗蒸しや揚げ物が本格的。ただ、寿司のシャリはマシーンから自動で出てきます(笑)。
ドラッグストア/まーしーさん
当時、バイト先の皆が僕らのことを応援してくれていました。今でも曲を聞いてくれているようでうれしい!

プロフィール

あたらよ
「悲しみをたべて育つバンド」。ひとみ(Vo,Gt)、まーしー(Gt)、たけお(Ba)、たなぱい(Dr)からなる4ピースバンド。2020年11月にYouTubeに楽曲を投稿し始め活動を開始。初のオリジナル曲「10月無口な君を忘れる」は、切なくエモーショナルな歌声と、都会的な空気感、共感を呼ぶ切ない歌詞の世界観が話題となり、現在YouTubeでは3000万再生突破。2021年3月にデジタルリリースを開始すると、瞬く間にLINE MUSIC・Spotify・TikTok・AWAでチャート首位獲得。活動開始から1年足らずでTHE FIRST TAKEに出演。
オフィシャルサイト:https://atarayo-band.jp/

インフォメーション

●最新リリース情報
「青を掬う」

配信限定シングル

8/24
●New Digital Single
「また夏を追う」

バイトがあって今がある

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