東洋ワークセキュリティで卒バイト。就活セミナーでの学びが成功の鍵に！

道路工事や施設、イベントなどでの警備業を営む「東洋ワークセキュリティ株式会社」。そこでは飲食店などのアルバイトから正社員として転職した森川翔平さんが生き生きと仕事に取り組んでいました。

森川さんは釧路市の生まれ。父親の転勤で、子どものころは道内、関東、東北各地を度々引っ越す生活を送っていました。2011年の東日本大震災発生時には福島県在住で、住んでいたマンションのトイレが使えなくなったり度重なる余震で不安な夜を過ごすなどの経験も。

札幌の大学に入学後は「これをやりたい」というはっきりとした目標が見つけられず、飲食店スタッフ、得意の水泳を生かしたプール監視員、コンサート運営などのアルバイトを続けたそうです。

アルバイトでは給与面に不満があり、将来への不安もあったことから「アルバイトをしながらハローワークなどで求人をチェックし、正社員を目指して就活していた」と話す森川さん。ところがちょうど「コロナ禍」となる時期と重なっていたこともあり、思うような結果は得られませんでした。

転機となったのは昨年9月。両親から「そろそろ正社員になり、落ち着いてほしい」という言葉もあり「一人の力では限界がある。コロナ禍もおさまり始めた今、就活セミナーに通って本気で正社員を目指そう」と考えたそうです。

参加したセミナーで受けた研修は、面接のマナー指導や履歴書の書き方など。「人見知りな性格のため参加するには勇気がいりましたが、思い切って参加したことで、実践的な就活作法が学べてよかった」と森川さんは振り返ります。そしてセミナー終盤で開かれた合同会社説明会で、東洋ワークセキュリティの存在を知ったのです。

森川さんがこの仕事に興味を持ったのは主に「地域の安全を守り、社会貢献につながる仕事」である点。東日本大震災での被災体験も、その思いにつながっていたと話します。バスケットボール経験が長く体力に自信があったこと、同社が右肩上がりの成長を続けていると説明を受けたことも、入社の決め手になったそうです。

入社後は、簡単な歩行者誘導などからスタートし、少しずつ複雑で難しい交通整理などへとステップアップ真っ最中の森川さん。親切な先輩たちに囲まれた働きやすい環境を実感しつつ、今後はリーダーを目指して頑張りたいと笑顔を見せます。

両親に安心してもらえたことも、正社員になった大きな喜びの一つ。安定収入が保証された安心感から、アルバイト時代には我慢していたスニーカーなどを買いそろえるのが楽しみだとか。「保険制度が整い、何かあっても職や収入が保証される安心感は大きいです。長く勤めて、社会や会社に貢献し、両親にも恩返していきたいです」と話してくれました。

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