アルキタは札幌市内・近郊のアルバイト・バイト・パート情報や正社員・契約社員の求人情報を配信中

ピックアップ情報 スニーカーエイジ【11/2開催 第8回北海道地区グランプリ大会レポート】

2025年12月1日 公開

高校の軽音楽系クラブが、全国ナンバーワンの座を目指して戦う「スニーカーエイジ」。日本各地の地区グランプリ大会を突破した高校が、12月28日(日)に大阪で行われる全国大会で頂点の座を競い合います。11月2日(日)、北海道地区では「北海道地区グランプリ大会」が共済ホールで開催されました。その内、全国大会に駒を進められるのは「グランプリ」「準グランプリ」の2校。当日の様子をオフィシャルサポーターのアルキタがレポートします。

パフォーマンスと応援が一体となって、熱いステージに!

北海道地区グランプリ大会には、道内各地の動画予選を勝ち抜いた強豪校が集結。道南・道東・道北、そして札幌圏から集まった高校生たちが、予選と同じ楽曲でステージに挑みます。音楽に精通した審査員が、各校の演奏をリズムや楽器アンサンブル、歌唱力、プレゼンテーション力などを100点満点でシビアに評価し、各賞を決めていきます。

スニーカーエイジの特徴は、会場の熱気を作り上げるのが出演者だけではないところ。家族や友人が「応援団」として集まり、カラフルなペンライトやポンポンを振りながら、自分たちの学校にも、ライバル校にも「頑張れ〜!」とエールを送る光景は実にエモーショナルです。更に、音楽系専門学校の学生たちとボランティアが手掛ける照明と音響はプロ仕様と言えるほどハイクオリティ。大型ステージ上のパフォーマンスを、更に輝かせていました。

エントリーした15校の演奏はいずれも高いレベルにありながら、それぞれのコンセプトやスタイルは個性豊か。ロックにこだわり抜いて激しい演奏に専念したり、楽しい曲調に合わせてステージ狭しと踊ったり、中にはオリジナルソングをシャウトするように歌い上げるなど、圧巻のステージングが続きました。演奏終了後の代表者インタビューでは「これまでのライブで一番楽しい!」「会場のエールのお陰で一体感が持てた」といった音楽を心から楽しんでいることが共通して伝わってきたのが印象的です。

グランプリは北海道札幌東商業高等学校!歌唱力と笑顔が光る三冠!

今回、97点の高得点で「グランプリ」を受賞したのは、MISIAの『アイノカタチ』を演奏した北海道札幌東商業高等学校軽音楽部。メインボーカルとコーラス隊の圧倒的な歌唱力に、重厚な楽器隊の音が加わり、プロ顔負けのステージングを披露しました。更に、演奏中の表情を評価する「ベストスマイル賞」、応援団のエールを賞する「ベストサポーター賞」のトリプル受賞。大会史上初の三冠も獲得しました。

演奏後の代表者インタビューでは、「昨年、準グランプリを獲得した先輩方にも協力してもらったり、後輩や家族、外部講師の皆さんに応援してもらったりしたことが力になりました。プレッシャーもありましたが、顧問が優勝にこだわらずに、まずは楽しむことが大切と言ってくれたことも素直に感情を届けられた要因になったと思います」と語りました。

オフィシャルサポーターのアルキタは、大会終了後に部長でベース担当の藤島亜衣さんに当日の気持ちや今後の意気込みを直撃!
「練習ではグランプリを獲得することよりも、お客様に『アイノカタチ』を曲に乗せて届けられるよう、ラスサビで感情や笑顔を最高潮に高めることを努力しました。演奏後にたくさんの拍手をいただいた時は、私たちの思いが伝わったんだと実感!ただ、大会終了後の講評では全体の完成度がマイナス1ポイントだったので、全国大会までに高得点を狙えるように全員のレベルを底上げし、会場をもっと温かな“アイノカタチ”で包みたいです!準グランプリの札幌厚別高校と一緒に、北海道のレベルの高い音楽を全国にも届けたいと思います」

準グランプリは北海道札幌厚別高等学校!北海道らしさも取り入れたステージング!

今回、「準グランプリ」に輝いたのは北海道札幌厚別高等学校軽音楽部。視線の動きや会場との一体感まで考え抜かれたパフォーマンスでMAN WITH A MISSION & milet『絆ノ奇跡』を演奏しました。

演奏後には「大きなステージと多くの声援も相まって、普段の何倍も楽しい演奏になりました。演奏後、会場のきずなが一気に強まったのではと思います。楽曲は踊りを付けるのが難しかったのですが、振り付けや衣装を考えるのも楽しかったです」と楽しそうにインタビューに答える姿も印象的でした。
今回は、準グランプリの北海道札幌厚別高等学校軽音楽部にも大会終了後に追加インタビューを実施。ボーカルの飯田彩音(あやね)さんとコーラスの久米田さやかさんが応じてくれました。
「動画予選から北海道地区グランプリ大会までに一番力を入れたのがステージング。YOSAKOIの経験もあるので、北海道ならではの振り付けと和のテイストによって他にはない演出ができたと思います。とはいえ、講評ではリズムの観点からヌルっと始まって、ヌルっと終わる『キメ』の甘さを指摘され、自分たちの演奏を聞き直してみると確かに…と納得しました。大阪の全国大会までに気持ちとテンポを合わせる一体感を更に高め、北海道の実力を見せると共に、日本一を目指したいです!」と力強く意気込みを語ってくれました。

北海道札幌東商業高等学校、北海道札幌厚別高等学校、両軽音楽部のメンバーが、全国大会でも北海道のハイレベルな音楽で会場を沸かせてくれることが楽しみです!

★各結果

◎グランプリ/北海道札幌東商業高等学校 軽音楽部
◎準グランプリ/北海道札幌厚別高等学校 軽音楽部
◎ベストサポーター賞/北海道札幌東商業高等学校
◎ベストスマイル賞/北海道札幌東商業高等学校 軽音楽部
◎モストエモーショナル賞/北海道札幌平岡高等学校 軽音楽部
◎ヤマハ賞/北海道小樽桜陽高等学校 軽音楽部
◎大阪芸術大学賞/札幌日本大学高等学校 軽音楽部
◎リベンジがんばっダテ賞/立命館慶祥高等学校 軽音楽同好会

第5回 全国高校 軽音楽部大会
We are Sneaker Ages -スニーカーエイジ

高校軽音楽系クラブによるコンテスト形式のフェスティバル。1979年に第1回関西大会より徐々に規模を広げ、2018年には第1回北海道大会を開催。2021年からは全国大会として、約2,000校の頂点を決定する大会にパワーアップ。地域の特色を生かした演奏スタイルが楽しめることでも人気。

ピックアップ情報

最新記事5件

スニーカーエイジ【11/2開催 第8回北海道地区グランプリ大会レポート】 2025年12月1日 公開

11月2日に共済ホールで開催された「北海道地区グランプリ大会」の当日の様子をオフィシャルサポーターのアルキタがレポート!

「野外空間演劇ドドド2025 supported by アルキタ」開催レポート 2025年9月22日 公開

9月6日(土)に開催された屋外イベント「野外空間演劇ドドド」の当日の様子をレポートします。

RISING★STAR 出演アーティストインタビュー! 2025年7月28日 公開

「でかくてまるい。」と、「メとメ」の2組に初のRSR出場への意気込みをインタビューしました!

IMPACT!XXIIで「おいしくるメロンパン」にインタビュー【アルキタなまらバイト】 2025年5月19日 公開

ユーザー参加型企画「アルキタなまらバイト」の一環として行われたアーティストインタビューの模様をレポートします!

スニーカーエイジ【10/19開催 第7回北海道地区グランプリ大会レポート】 2024年11月18日 公開

白熱の雰囲気に包まれた当日の様子をオフィシャルサポーターのアルキタがレポート!