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2018年3月26日 公開

BIGMAMA Vo.&G. 金井政人さん

自分が選んだバイトだから、
一生懸命向き合うことこそ
価値があると思うんだ。

BIGMAMA Vo.&G. 金井政人さん
ヴァイオリンロックバンドという唯一無二のスタイルで音楽を届け続ける、「BIGMAMA(ビッグママ)」。フロントマンの金井政人さんが、学生時代に経験したアルバイトとは…?
撮影協力/ラ・ジェント・ステイ札幌大通(札幌市中央区南2条西5丁目26-5)

夏休みの間は、
輪投げのお兄さんに!?

金井政人さんといえば、知的な表情も魅力的。インタビュー中の口調も実に穏やかな人柄を感じさせる。まずは「北海道は冬の雪が大変だと思うけど、東京暮らしからするとあこがれちゃう環境」と切り出した。

金井さんが音楽や楽器に興味を抱き始めたのは高校時代。それまでは、どちらかというとテレビから流れる楽曲に何気なく耳を傾けていた程度だという。「だから、音楽一家出身なんてアーティストの方はうらやましい」と本音をのぞかせた。

「高校に入学したころ、はじめは野球部に入ろうかと思ったけどボウズはイヤだし、サッカー部はユニフォームが自分に似合わなそうで…(笑)。青春とか若さの熱量を何に向けるか迷っていた時、先輩が学祭でバンドをやってる姿を見てカッコイイなって思ったんです」

現メンバーでもあるギターの柿沼さんとドラムのリアドさんは、同じ高校の同学年。金井さんは彼らとバンドを組んだが、楽器の購入やスタジオでの練習、ライブの開催などには何かと費用がかかる。それらのお金を稼ごうと、夏休みを利用して遊園地でバイトを始めた。

「友人と一緒に園内のプールで働こうって決めていて、面接の時に第一希望に指定しました。でも、人気が高かったのか落ちちゃって、結局は一夏かけて子どもたちを相手にする輪投げコーナーを担当したんです(笑)。それはそれでイヤじゃありませんでしたけどね」

初めてバイトを経験したことで、金井さんは世の中の金銭感覚が分かってきたとか。例えば自分が数時間働いて苦労して手に入れた給料と、両親が払ってくれている学費とは比べ物にならないくらい大きな差があることに驚いたという。

「僕は私立の大学に進んだので、親はなんて莫大な額を負担してくれているんだろうって尊敬の念を抱きましたね」

お店に並ぶCDやDVDは、
歌詞やタイトルの参考書!

金井さんは大学進学後もバンド活動を続け、二つのバイトを掛け持ちした。その一つが高校受験を控える中学生の家庭教師。実は、教え子は親戚だったが、その両親からは「きちんと教えてもらえるならキッチリ対価を払うよ」と給料も一般的な相場をもらえていたそうだ。

「勉強を教えるのも大切だけど、僕は学びたくなる空気作りに力を入れました。勉強をするとどんな良いことがあるのかを伝えたり、クイズ番組のような出題方法を考えたり、一緒に楽しく取り組めるように工夫したんです。2年間くらい勉強を見て、志望校に合格した時はうれしかったなぁ。お祝いに焼肉を食べに行きました」

もう一つのバイト先は、CDやDVDのレンタルショップ。当時はミュージシャンを志したいという気持ちもありながら、将来の道は揺れ動いていた。金井さんは、せめてバイト先は音楽に近い職場にしようと、そこで働くことを決めたという。

「レンタルショップの何が良いかというと、何万本もの映画のパッケージやCDジャケットを見られること。作品タイトルや邦題の振り方、そして帯のキャッチコピー…それはたった一言、たった一行かもしれないけど、人の心をつかんで離しませんよね? 楽曲のタイトルや歌詞を書く時、どんな言葉なら心に響くんだろうって参考になるんです」

金井さんは、今でも歌詞が書けなく苦しい時期や時間が空いた際には、本屋やCDショップに出かけてタイトルを眺めているそう。言葉に向ける並々ならぬ熱量が伝わってくるエピソードだ。

学業、バンド、バイトに
打ち込みまくった日々。

「BIGMAMA」は金井さんの大学時代から徐々に活動回数を増し、気付けば自分たちの曲だけでライブを開けるほどに成長。集まる観客の数も増え、大学3年生のころにはレコード会社からのスカウトを受けてCDデビューを果たした。

「当時はまだレンタルショップで働いていたんですけど、BIGMAMAのCDが入荷されてきたので辞めることにしたんです。だって、“このCDを貸してください”って僕らの作品を持って来たお客さんに、自分はどんな顔して対応したら良いんだろうって(笑)」

その後、就職活動を機に脱退したメンバーの代わりに、高校の同級生だったベースの安井さんとヴァイオリン担当の東出さんが加入。とりわけ関西からバンドのためだけに上京した東出さんのためにも、「後悔させちゃいけないし、安心してメシが食えるところまで突っ走ろう」とミュージシャンを本気で目指すスイッチが入ったと語気を強める。

「大学4年生は音楽に集中する時間にしようと考え、3年生のうちに卒業に必要な単位を取って卒論も書いちゃいました。同時に引っ越し屋さんなど日雇いのバイトにも精を出していたので、あのころは人生で一番寝てなかったですね」

金井さんは自身のプラン通り、大学4年生の1年間をかけて音楽で生計を立てていく準備を整えた。卒業後は、「1カ月はフリーターだったけど」と苦笑するものの、無事に所属事務所も決定。そして、現メンバーで10年の活動期間を経て、この3月にメジャーデビューを果たした。

「ミュージシャンは新人でも良い作品を手掛ければ認められますし、いくらベテランであろうとも失敗作は失敗作。バイトもそれと同じだと思うんです。コンビニや飲食店を利用しても、店員さんが社員かバイトかあまり気にしませんよね。逆を言えば、立場がどうであろうとも丁寧な仕事は評価されるはず。誰かにやらされるんじゃなくて、自分が選んだバイトにしっかりと向き合うことに価値があるんじゃないかな」

金井政人さんの思い出バイト

遊園地
高校生のころに経験した人生初バイト。夏休みの期間中、「輪投げのお兄さん」役を担当しました(笑)。
レンタルショップ
何万ものCDやDVDに囲まれ、タイトルの付け方や宣伝文句を研究しました。それが歌詞作りに役立ってます。
日雇いのバイト
引っ越しをはじめ、色んな職場を経験しました。中には、DVDの背にひたすら同じ紙を差し込み続けたことも…。

プロフィール

BIGMAMA
金井政人(Vo./G.)、リアド偉武(Dr.)、柿沼広也(G./Vo)、安井英人(B.)、東出真緒(Violin.)からなる5人組バンド。2002年に結成され、メンバーチェンジを経て現在の編成に。2017年10月にはキャリア初の東京・日本武道館での単独公演「BIGMAMA in BUDOKAN」を行う。この3月にメジャーデビュー。
公式サイト⇒http://bigmama-web.com

インフォメーション

最新リリース情報
「Strawberry Feels」
初回限定盤[CD+DVD]
UPCH-7397/1,944円(税込)
通常盤[CD]
UPCH-5935/1,296円(税込)
ライブ情報
「TRANSIT MAMA TOUR 2018」
4/7(土)PENNY LANE24
開場/17:00、開演/18:00
チケット/前売4,320円(税込)(ドリンク代別)
お問い合わせ/SMASH EAST
TEL.011-261-5569

サイン入りチェキプレゼント

BIGMAMA金井さん直筆サイン入りチェキを2名様にプレゼントします。
プレゼントの応募は締め切りました

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