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2017年6月19日 公開

GRAPEVINE

バイトは未来の仕事の入口にも
なるんじゃないかって感じたね。

GRAPEVINE
左から西川弘剛さん(G.)、田中和将さん(Vo./G.)、亀井亨さん(Dr.)
1997年のメジャーデビューから20年。ジャパニーズロック界の最前線を走り続けている「GRAPEVINE(グレイプバイン)」。バンドメンバー3人がかつてのアルバイト経験を、音楽の歩みとともに振り返った。

ロックな長髪で寿司を握った高校時代

―音楽に興味を持ったきっかけは?
田中(敬称略・以下同) 兄がよく聴いていた「RCサクセション」とか「ゴダイゴ」の楽曲に影響を受けて、バンドに興味を持ちました。確か中学2年生のころに安いギターを買って練習を始めたのかな。
亀井 小学生の時、友人の家で海外の音楽番組を見るようになりました。向こうのヒットチャートにランクインするような洋楽を聴くうちに、音楽にハマっていったんです。
西川 自分は小学校5年生のころ。友だちの父さんが音楽に詳しくて「YMO」のアナログ盤をたくさん持っていたんです。それらを聴かせてもらったことが音楽に目覚めたきっかけです。
―初めてのバイト経験は?
亀井 原付きが欲しくて、大学に入る前の春休みに道路工事の誘導員のバイトに挑戦しました。車を上手くさばき切れずに渋滞を起こしてしまい、文句を言われたことを今でも覚えています(苦笑)。
田中 でも、アレって難しいよな。
西川 自分は高校生のころに経験した人形店の短期バイトが初めて。3月から5月の繁忙期に、ひな人形や五月人形をディスプレイしました。バイト先の主任が良い人で、社会の厳しさとか、素直な人柄の大切さとかを教えてくれたなぁ。
田中 僕も高校生のころに回転寿司店で働きました。ウチは裕福じゃなかったから、CDを聴けるコンポを買おうと思ったのがきっかけ。レーンの中のブースに入って、せっせと寿司を握ってましたね。働きぶりは褒められていたんだけど、お客さんから「髪の長いロックっぽいヤツが寿司を握ってる」って苦情が入って、裏方のほうに回されました(笑)。

ライブ会場でのバイトで、
好きなバンドの演奏を

―バンドを結成してからもバイトを?
田中 もちろん、暮らしていくためにも働いてました。デビューまでは貧乏フリーター生活です。
西川 今は脱退してしまったけど、当時のリーダーだったベースから、ある時、派遣のバイト先で人手が足りないから手伝ってほしいと頼まれました。「家の近所だし、カンタンな仕事だから」って。で、現場に着いてみると、デッカいトラック2台にコタツが隙間なくビッシリ詰め込まれていて。
田中 イヤな予感するな〜。
西川 そのコタツをトラックから出して、ひたすら倉庫に仕舞っていくという…。しかも、給料は破格の安さ。今でも彼に会えば「あの時はダマされた」って言ってます(笑)。
―楽しかったバイト先は?
亀井 ピザの配達。バイト仲間と仲良くなったし、シフトの融通を利かせてくれたから音楽活動がやりやすい環境でした。あと、ピザが食える(笑)。
田中 確かに、ステーキ屋さんやレストランでバイトをした時は、まかないが出るのはうれしいポイントだった。ちなみに自分はイベントの設営や警備の派遣バイトが楽しかったです。時には好きなバンドのライブ会場に派遣されることもあって、客席最前列の柵の前でステージをガードしたり。振り返ればすぐそこの距離でバンドの演奏が聴けたのは刺激になりました。

レコード会社に送る手紙はまるで履歴書!?

―バイトとバンドの折り合いの付け方は?
亀井 僕らはライブをバンバン開いて知名度を上げるというスタイルではなかったんです。
田中 どちらかというと、デビューを目指してデモテープをレコード会社にたくさん送るタイプでした。バンドの活動も週に2回リハーサルを開くくらいのペースだったから、それに休みを合わせられるバイト先を選んでました。自分はカラオケの深夜帯で働いていたので、バンドの練習が終わってそのままバイトに入ることも多かったです。
西川 懐かしいね。当時はデモテープを送っても本当にディレクターが最後まで聴いてくれるか分からなかったから、1曲目のイントロから歌に入るまでを短くするとか、工夫を凝らしてたな。
田中 デモテープに添える手紙もワープロじゃ熱意が伝わらないからって、メンバー各自が文面を考えて手書きにしてみたり。
―なんだか履歴書を書くスタンスと似ているような…
田中 そうそう(笑)。個人的には履歴書も手書きのほうが人間味があると思いますけどね。
―デビューまでの道のりは?
田中 大阪を拠点に3年くらい活動して、比較的すぐに東京に出ました。デモテープを聴いてくれた数社から声を掛けてもらったんですが、“いざ声を掛けられたものの放置されたら困る”って警戒心もあり、すごく慎重に事務所を決めたんです。
亀井 こんなことを言うと夢がないかもしれないけど、東京に出てからバイトをしなくて良いように、給料や住むところの条件をきっちりと決めてデビューしたんだよね。
―でも、大事なことですよね。最後に、バイトを探している読者にメッセージをお願いします!
田中 学校だけでは出会えないような年上の人と接する経験は大切だと思うな。あと、僕は舞台をやっているバイト仲間の公演を観に行って、演劇に興味が湧いたこともあるから、自分の世界が広がるきっかけになるんじゃないかな。
西川 つい最近、ライブのイベンターと話している時、彼はバイトスタッフから音楽業界に入って今や25年も仕事を続けていると言ってました。バイトって、もしかすると将来の仕事の入口になるかもしれないと感じた瞬間です。目指している業界への道は、バイトから開くこともあるんだろうね。

★GRAPEVINEの思い出バイト★

田中和将さん(G.Vo.)カラオケ店
平日のヒマな時間帯は、今で言うところの「ヒトカラ」が出来たのが良かったです(笑)。
西川弘剛さん(G.)ホテルのベルボーイ
大阪のシティホテルが職場だったので、有名人にも会えました。皆さん、意外と気さく!
亀井亨さん(Dr.)ピザの配達
バイクを運転するのが好きだったし、まかないとしてピザを食べられました。

<プロフィール>
GRAPEVINE

1993年に大阪で活動開始。結成メンバーは田中和将(Vo.G.)、西川弘剛(G.)、亀井亨(Dr.)、西原誠(B.)。自主制作したカセット・テープが注目をあびて、1997年にミニ・アルバム『覚醒』でデビュー。セカンド・アルバム『Lifetime』はTOP3にチャート・イン。2002年に病気療養のため西原誠が脱退し、金戸覚(B.)、高野勲(Key.)が加わる。2014年、スピードスターレコーズに移籍。2017年9月でデビュー20周年を果たす。
オフィシャルサイト 
http://www.grapevineonline.jp/

<インフォメーション>

●最新リリース情報
「Arma」
■20th Anniversary Limited Edition
 VICL-37274 1,400円(税抜)
■通常盤 VICL-37275 1,000円(税抜)
バンドではほぼ初めてとなるホーンズを導入。メジャーデビュー20周年を飾るにふさわしいスケールの大きなサウンドに仕上がった必聴の作品。
●ライブ情報
「GRAPEVINE tour2017」
11/5(日)札幌ペニーレーン24
開場/16:30 開演/17:00
お問い合わせ/ウエス
TEL 011-614-9999

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