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バイトがあって今がある PIGGY BANKS Vo. yokoさん

2017年9月18日 公開

バイトをやったことがないのは、
モッタイナイって思うよ。

PIGGY BANKS Vo. yokoさん
キャリアもスキルも申し分ナシ!
3人のロックな女性による個性あふれるサウンドが心を揺さぶる「PIGGY BANKS(ピギーバンクス)」。
今回はボーカルのyokoこと矢沢洋子さんに、デビューまでのアルバイト経験をインタビュー!

夏休みの一時帰国中に、初めてのバイトを経験!

けおされるほどの力強さを宿した瞳。矢沢洋子さんの第一印象は、ガールズロックシーンをけん引しているのもうなずける鋭い雰囲気だった。ところが、お話を始めると表情は一変。実に優しい笑顔で、一つひとつの質問に対して言葉を選びながら丁寧に答えてくれた。
洋子さんは小さなころから音楽とともに育った。歌うことも聞くことも好きで、「漠然と習っていただけなんだけど」と謙遜するが、ボイストレーニングも受けていたとか。けれど、音楽を仕事にするというイメージはまだ持っていなかったそうだ。
「中学1年生のころに家族でロサンゼルスに移住しました。向こうではポップスを中心に、当時盛り上がり始めていたヒップホップやR&Bも聴いていたかな。私自身はクワイアという教会で歌うようなゴスペルの合唱部にも所属していました」
洋子さんがロサンゼルスに住んでいたのは大学進学のために日本に戻る18歳まで。アメリカは日本と異なり夏休みが約3カ月と長いことから、その間、一時帰国した時はバイトにもチャレンジしたと話す。
「人生初のバイト経験はハンバーガーのチェーン店。せっかく日本に戻って来ているからやっぱり遊びたくて、シフトは9時から昼過ぎくらいまで。バイトが終わったら友人とショッピングや食事に出かけてました」
初めてのバイトは覚えることも多く、最初のうちはめまぐるしく時間が過ぎていったそう。担当は接客のみだったが、常連さんの顔といつも買っていく商品を覚えていったり、先輩スタッフと徐々に仲良くなったり。短期のバイトではあったが仕事や職場の触れ合いも経験し、「振り返ると楽しい思い出でした」と笑う。

高級焼肉の弁当店では、
社会の不条理も学んだ!?

洋子さんが音楽の道をぼんやりと思い描き始めたのは、帰国してからすぐのこと。周りの友人や先輩は歌うことが好きな彼女を知っているため、「ヨーコは歌手になるんでしょ?」とよく言われたそうだ。けれど、照れや謙虚な気持ちが入り交じった複雑な心境から「イヤイヤ、そんなことはないよ」としばらくは否定していたと苦笑する。
「だけど、本当は幼いころから歌うことへのあこがれを抱いていたし、ボイストレーニングも合唱部の活動も楽しかったし、やっぱり自分は音楽の道に進みたいのかもって思いも膨らんできたんですよね」
胸中はモヤモヤするなか、洋子さんは日々の生活費や交際費を稼ぐためにバイトをスタート。選んだ職場は、高級焼肉店の弁当をテイクアウト・デリバリーする店舗だった。決め手は家から近いことと、時給の高さというストレートな理由だ。
 
「仕事自体はそれほど難しくなくて、電話でオーダーを受け付けて、厨房に通すのが私の役割。だけど、配達NGのエリアから注文があって、丁重にお断りすると、“えっ? 前は頼めたんだけど!”なんてことも。慌てて上司に確認したら、“NGエリアでもそこだけは配達して良いの”と怒られて…。そんなの聞いてないよって社会の不条理さも学びました(笑)」
お店は東京の麻布十番という華やかな立地。近くにはテレビ局も多く、芸能人や著名人もよく見かけるような街だ。
「店長が愛すべきミーハーな性格というか。在庫切れのキムチを近くの店舗に取りに行き、帰ってくるなり芸能人の○○さんを見たよって特に必要としない情報を報告してきたり(笑)。怒られることもあったけど、私のために歓迎会を開いてくれるなど面倒見が良い部分もたくさんあったから憎めないんですよね。それに電話ではありますが、色んなお客さんと話した経験も、今となってはライブのMCに生きているのかなって思います」

バイト経験の豊富な人は、話題も多彩で魅力的!

洋子さんが高級焼肉の弁当店でバイトをしていたのは約1年。ほどなくして、「やっぱり歌いたい」という思いが抑え切れず、音楽の世界に歩みを進めた。彼女の歌唱力や放つオーラに非凡なものを感じたのだろう、所属レコード会社は比較的早く決定。育成契約を経て、2008年にデビューを果たした。
「私は周りのスタッフや先輩に恵まれているんです。自分がどんな歌を届けたいのか定まっていないデビュー初期に方向性を示してくれたり、次のステップとして全く別のスタイルを模索している時にも成長を支えてくれたり。苦しいことも難しいこともあるけれど、歌おうと決断したことに後悔はありません」
洋子さんは、仕事は一人では決して上手く回せないことを学んだ。例えば高級焼肉の弁当店では、電話で受け付けたさまざまな要望を厨房スタッフや上司に伝えることで業務がスムーズに流れることを知ったという。時に横柄な態度のお客様もいたが、「こういう人にはならないようにしようって反面教師にしてました」といたずらっぽく笑った。
「バイトを始める目的はお金を稼ぎたいとか、友だちが欲しいとか人それぞれ。だけど、コミュニケーション能力が磨かれますし、私の経験上いろんなバイトに携わったことのある人って話題が豊富で魅力的。自分ももっと働いておけば良かったと感じるくらいです。だから、バイトをやったことがないのは、モッタイナイと思いますよ!」

★yokoさんの思い出バイト★

ハンバーガー店
アメリカから一時帰国した時に経験した短期のバイト。仕事は接客だけでしたが、楽しかった思い出ばかりです。
コンビニ
面接では「バリバリ働きます」と長く働けるようなことを言っちゃったんですが、結局は夏休みの3カ月間しか出来ず…(笑)。
焼肉の弁当店
1年くらい続けたバイト先。今もお店の前を通ることがあるんですが、当時の社員さんはいるのかなぁとしみじみすることも。

<プロフィール>
PIGGY BANKS

ボーカルyoko、ギターkeme、ベースakkoによるスペシャルガールズバンド。2014年結成。さまざまなライブやイベントへ神出鬼没に出演。2015年に本格的に活動を開始し「FUJI ROCK FESTIVAL 2015」「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2015」「中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2015」などのフェスにも出演。2016年4月には初の作品を発売。媚びない女性ロックバンドとして、日本の音楽シーンに存在感を放っていく!
公式サイト

<インフォメーション>

●リリース情報
「ドゥ シュビドゥバイン」
■GRRC-70002 2,000円(税込)
PIGGY BANKSの2ndはジャケットイラストの『宇野 亞喜良〜AKIRA UNO〜』が表現するファンタジックな女性美に、yokoのハスキーさと透明感が共存する稀有な歌声がシンクロ。さまざまなダンスビートを乗りこなすカラフルでロックなEP盤として登場!

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バイトがあって今がある

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